流行りの建築との間合い
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ 
- 6月24日
- 読了時間: 1分

SNSや雑誌でよく見かける「流行りの建築」
素材、色使い、間取りの傾向、建物の輪郭さえも、ある種の「トレンド」が生まれては消えていく様子を独立してから20年、日々意識して仕事してます。
でも、設計者としてこうした流行をまったく無視することはできませんよねー
クライアントの多くは、現在の空気感をどこかで感じ取っていて、それを住まいに求めることもあります。
そして、流行にはその時代なりの合理性や魅力があるのも事実です。
でも、すべてを流行に合わせていたら、「誰が設計しても同じような家」になってしまう危うさもある。
特に僕のように「この人に頼みたい」と思ってくださる方がいるなら、なおさら、
設計者としての軸、自分なりの美意識や哲学を持たないと失礼だと考えてます。
だからいつも悩みます
流行にどう距離『間合い』を取るか
どこまで受け入れて、どこで立ち止まるか
「芯をもって、しなやかに」それが今のところの、僕の答え







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