top of page
検索


【道南・函館・北斗市】「吹抜け階段室コア」が鍵!窓を小さくせずに断熱性能と開放感を両立する家づくり
住宅の省エネ性能を表す指標のひとつに「UA値(外皮平均熱貫流率)」がある 僕はQ値(熱損失係数)も採用してる なぜなら、「換気による熱損失」が計算に含まれるから この数値は「小さければ小さいほど断熱性能が高い」とされるため、家づくりを検討中の方も一度は目にされたことがあるかもしれません。 しかし、ここにひとつ「計算上の落とし穴」があります。 断熱性能の数字を一番手っ取り早く良くする方法——それは、「窓を極力小さくすること」 建築基準法で定められた最低限の採光・換気面積ギリギリまで窓を小さく絞れば、計算上のUA値は簡単に良くなります。 さぁ! 想像してみて! 「窓が小さく、閉鎖的で、外の光も景色も感じられない家」での暮らしを 数値は優秀でも、そんな空間で毎日を過ごすことが、本当に豊かな住まいかな、、、、 ■ 住宅街でも諦めない「窓を大きくしながら性能を保つ」設計力 もちろん、住宅街においては「外の景色を楽しむ」ことが難しい敷地条件もあります。 しかし、景色が見えなくても「太陽の光や温もりを取り込む」という点において、窓は小さく閉ざすよりも、適
建築設計 キタザキ アーキテクツ
8月27日


「新築」だけに縛られない。性能・構造・デザインを知り尽くした建築家と考える、これからの空間の整え方
建築を続けていると、自分の中で譲れない部分が少しずつ増えてくる 光の入り方 天井の高さ 構造の考え方 断熱性能 素材の質感 細かな部分まで気になってしまう。 良く言えば“こだわり” 見方によっては、少し頑固なのかも、、、 ただ最近は、その「こだわり」を持ちながらも、もっと柔軟に、もっと幅広く建築に関わっていきたいと考えています。 住宅だけではなく、店舗、クリニック、リノベーション、インテリア提案、小規模な改修や空間づくりまで、、、 「新築を建てる」だけではなく、今ある空間をどう良くできるか、どう暮らしや仕事に寄り添えるかを考えたい。 建築は、もっと自由で良いと思っています。 だからこそ、用途や規模に縛られず、これからも様々な建築や空間に挑戦していきたい。 函館という地域で、性能・構造・デザインを考えながら、柔軟な提案ができる建築家でありたいと思っています。 「まずは雑談から! 独立20年の経験をもとに、あなたの理想を一緒に言語化」
建築設計 キタザキ アーキテクツ
8月14日


「ただデカい物置」はつくらない。趣味を暮らしに組み込む、北海道の建築家ならではの収納思想
新築時に比べてあたり前ですが、人生を重ねると趣味の道具は増えます。 もちろん、長く住むことで趣味の幅が広がり道具が増えることもありますが、、 ロードバイク スキー アウトドア用品 そして、掲載しきれないくらい多種多様の趣味グッズ! だから収納を大きくする? うーん、それも一つの答えです でも僕だったら 趣味を隠すのではなく、暮らしに自然に組み込みたいと思っています。 帰宅してすぐに整備できる 乾燥できる 眺められる 使いやすい 趣味がある人生は豊かです だから家も、その豊かさを受け止める器であってほしいと思います。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
8月13日


工務店と何が違う?函館で「建築家と建てる家」が結果的に無駄なコストを削れる理由
建築家に頼む必要があるのか? ──工務店の設計と何が違うのか? 「別に、住めればいいんです」そう言う人は、建築家に頼まない。 じゃあ、建築家に頼む意味って、どこにあるのか? 「建築家」と「工務店・ハウスメーカー」、どう違う? 家づくりを考え始めると、まず迷うのが「どこに相談すればいいのか?」ということ。 工務店? ハウスメーカー? それとも建築家? 似ているようで大きく違うこの選択は、家の出来栄えにも、住み心地にも、予算配分にも深く関わってきます。 ■ 建築家の答え:「誰が設計し、誰がつくるか」が違います ハウスメーカーや多くの工務店では、「設計」と「施工」をセットで請け負うことが一般的です。 一方で建築家(設計事務所)は「設計と監理」を担い、実際の施工は別の施工会社(工務店など)とチームを組んで進めていきます。 この違い、例えるならこうです: ハウスメーカー・工務店:設計から施工までを同じ会社が内製する“定食屋” 建築家:設計は専門家が行い、施工は料理人に任せる“プロデューサー付きのレストラン” 建築家は、あなたの希望や敷地の特性に応じて、完全
建築設計 キタザキ アーキテクツ
8月12日


【函館の夏を涼しく過ごす】エアコン1台で快適な家は、なぜ冬も温かいのか?建築家が明かす「性能×デザイン」の本当の話
北海道・函館 冬の厳しさ、湿度の変化、そして日射の少なさ、、、 最近は蝦夷梅雨の季節が6月や7月にあるし、、、 建築を建てるには「断熱性能」「暖房・冷房計画」「耐久性」は必然だし、本当に豊かな暮らしを叶えるには、「性能」と「デザイン」が融合していることが欠かせない ■ 数字だけでは語れない、家の本質 住宅の断熱性能を示すUA値(外皮平均熱貫流率)これはたしかに重要な指標です。 しかし、UA値が低ければそれだけで「快適」とは限りません。 例えば、夏のエアコンの風が室内を自由自在に抜ける設計になっていなければ夏は蒸し暑くなりますし、日射取得を無視した窓配置では冬に室温が上がりません。 私たちキタザキアーキテクツでは、Q値(熱損失係数)やC値(気密性能)なども加味しながら、全体のバランスを重視した設計を行っています。 ■ “見た目”のデザインではなく、“暮らし”のデザインを 性能を高めるほど、住まいは「箱」のようになりがちです。 けれど、私はそこに美しさや心地よさも宿してほしいと考えています。 たとえば、・大開口の窓で雑木林や桜を望むリビング・深い軒で
建築設計 キタザキ アーキテクツ
8月11日


【北斗市本町・建築実例】落雪を計算した異勾配屋根と、吹き抜けでつながる夫婦ふたりのセカンドライフ
夏空の青をスパッと切り取る、強い勾配の屋根 その外観のシルエットがとても印象的な住まい 深く差し出された庇の下に玄関を配置し、手前にはコンクリートの壁を添えることで、 玄関ドアへの視線を程よく遮る落ち着いたアプローチを計画しました。 ドアを開けると現れるのは、あえてこじんまりと収めたコンパクトな玄関スペース しかし、そこから視線が奥へと抜けると、施主様が日頃から丹精込めて手入れをされている広大な庭園の緑が広がります。 玄関をコンパクトに仕立てたのは、これが60代のご夫婦ふたりだけで暮らすための、過不足ないジャストな空間構成だからです。 視線の先には小上がりの和室があり、そして住まいの中央には軽やかな鉄骨階段と吹き抜けが鎮座しています。 この吹き抜けと階段は、まさにこの家の「背骨」 1階と2階の空気を程よく撹拌しながら、ご夫婦ふたりの暮らしに心地よい距離感と、お互いの気配を感じ合える絶妙なつながりを生み出しています。 1階のリビングからは自慢の庭を見下ろし、2階に設けた運動もできる広いセカンドリビングに立っても、同じように手入れの行き届いた庭の景色
建築設計 キタザキ アーキテクツ
8月7日


【北斗市・函館市】「初回プラン無料」にしない建築家が、構造計算まで終えた設計図を提案する理由
「建築プランの初回提案って、無料じゃないの?」 住宅のホームページなどを見ていると、そう思われる方も多いかも、、、 実際、最初は気軽に相談できた方がうれしいですし、集客のことを考えれば「無料」にした方がたくさんの方にお問い合わせいただけるのも事実でしょう それでも僕は、初回のプラン提案から有料(費用をいただく形)とさせていただいている 今日は、その理由と私の家づくりへの想いについて、少しだけお話しさせてください。 初回から「構造計算まで終えたプラン」をお渡ししたいから 初回のご提案でお渡しするのは、要望をヒアリングしてパズルのように並べただけの「とりあえずの間取り図」ではありません 提案の段階で、すでに以下の検証をしっかりと行っています。 敷地の光や風の通り道を計算した「パッシブデザイン」 万が一の大地震でも大切な家族を守る「許容応力度計算による耐震等級3」の確認 見た目のデザインや間取りの良さだけでなく、「本当に心地よく過ごせるか」「安全な構造になっているか」まで根拠を詰めてはじめて、安心して将来を託せるプランになると考えています。...
建築設計 キタザキ アーキテクツ
8月5日


工務店の倉庫に眠っていた材料が、空間の主役になった。|函館の建築家がリノベーション「デッドストックカフェ」
新しい建材を選ぶことだけが、魅力的な空間づくりではないよね! この「デッドストックカフェ」では、工務店の倉庫に長年保管されていた無垢の曳き板(ひきいた)と、パインフローリング材を積極的に活用 無垢の曳き板は、存在感のあるパーテーションとして再構成木目や色のばらつき、長い年月を経た素材ならではの表情が、既製品にはない温もりと奥行きを空間へ与えています。 一方、本来は床材として使われるパインフローリングは、天井へと発想を転換しました。 単に天井を木で仕上げるのではなく、材料を空間の流れと同じ方向へランダムに吊るすことで、視線が自然と奥へ導かれる「動的なスピード感」を演出 一本一本の高さやリズムに変化を与えながらも、流れる方向を統一することで、空間全体に連続性と躍動感が生まれました。 設計とは、新しいものを足すことだけではありません。 そこにある素材の可能性を見つけ、その素材だからこそ生み出せる表情を引き出すことも建築家の大切な役割です。 デッドストックだから価値が低いのではなく、使い方次第で唯一無二の魅力へと変わる。 北海道で、この「デッドストックカ
建築設計 キタザキ アーキテクツ
8月5日


【本音】家事が嫌いな建築家が考える「キッチンからの眺め」が最高の家3選|函館の注文住宅
実は、僕は料理を作るのがあまり好きではない、、、 もっと言えば、家事全般やりたくない! それでも毎日、献立を考えてキッチンに立つのは僕の役割 「はぁ、今日もご飯作らなきゃな…」 そんな重い腰を上げるとき、ふと目に飛び込んでくる景色が自分のお気に入りの風景だったらどうだろう? 「家事が嫌いだからこそ、キッチンに立つ時間の少しでも心地よくしたい」 今回は、僕が函館周辺で手がけた「キッチンからの眺め」にこだわった家々をご紹介 1. 函館市内を一望する、圧倒的な眺望のキッチン 料理にとりかかる前キッチンに立ち、ふと目を上げる。 そこに広がるのは、函館の街並みと広大な空のグラデーション この家では、作業スペースに立った時の視線が街へ誘うように、キッチンの配置と窓の位置を計算しました。 朝は澄んだ空気の中に広がる街並みを、夕暮れ時には刻一刻と表情を変える空を眺めながら包丁を握る。 ただ作業をこなす場所ではなく、まるで「特等席の展望台」に立っているかのような開放感 視線が遠くへ抜けるだけで、日々の献立に悩む頭もすっとクリアになり、家事の重たさが少しだけ軽くな
建築設計 キタザキ アーキテクツ
8月2日


【函館近郊に建てる別邸】雪国の冬を面白くする「アウトドアリビング」のある家
冬を明るく楽しむ【アウトドアリビング】 「建築家自邸から車で5分」という絶妙な距離感に、建つ北斗市本町別邸 舞台は北海道・函館市近郊の北斗市で、美しい四季が広がるこの土地で、北海道ならではの「長い冬」をいかに豊かに、心地よく過ごせるか? その答えを建築として模索した住宅です。 外観:深い庇と縦ルーバーが織りなす「門型」のダイナミズム 外観の象徴は、雪や雨をしっかりとかわす片流れ屋根の「深い庇(ひさし)」と、それに連なる袖壁が描く三角形の門型デザイン 外壁には地域に馴染む道南杉と落ち着きのある塗り壁を採用して、印象的な縦の無垢材ルーバー(縦格子)を配置しました。 この格子越しに柔らかい朝日の光が玄関へと差し込み、毎朝の始まりを美しく演出してくれます。 1階:長い冬をアクティブに楽しむ「土間仕様のアウトドアリビング」 北海道の冬は長く、どうしても室内で過ごす閉鎖的な時間が多くなりがち、、、 そこで、1階の半分という大胆なスペースを、玄関から一続きになる「白いタイル張りの土間空間」としました。 高天井の開放的で明るいこの空間は、汚れや水気を気にせず使え
建築設計 キタザキ アーキテクツ
7月30日


【道南の家づくり】建設価格や設計料の裏側『函館の建築家』が『目に見えない手間』を言葉にする理由
数字の裏側に隠された時間 見えない手間こそが、建築の品質を証明する 人はどうしても、目に見える数字だけで物事を判断してしまいがちです。 建設価格、そして設計料――それらだけが「家づくりの価値」だと思われてしまうことも少なくありません。 しかし、その数字の裏側には、目に見えない膨大な時間と手間が隠されています。 構造計算や構造計画、BIMやVRの活用、そして緻密な省エネ計算 これらを高い次元で統合し、単なる綺麗な図面ではなく、確実に「建てられる建築」を描き出すための綿密な設計デザイン さらに、建設会社との泥臭いやり取りや、性能がしっかり保たれているかの現場での確認、完成までのプロセスを施主様へ丁寧に届ける報告作業 その一つひとつが、頭の中にある建築を「現実の形」に変えるための、決して妥協のない仕込みなのです。 そして完成した建築物そのものこそが、その「見えない手間」の雄弁な証明でもあります。 プロとして、本来はあえて言葉にせず背中で語りたい価値かもしれません。 ですが、現代は想いを自ら発信しなければ届かない時代でもあります。 ...
建築設計 キタザキ アーキテクツ
7月24日


函館で考える、照明がつくる印象的な住まい
函館の夜を美しくする 照明がつくる印象的な空間 建築は、昼だけのものではありません 太陽の光が消え、街に静けさが訪れる頃、本当の建築の表情が現れます。 北海道・函館は、四季の変化が大きく、冬は日が短く、長い夜を過ごす地域です。 だからこそ、住宅の照明計画は単に「明るくする」ための設備ではなく、暮らしの質を左右する大切なデザインだと考えています。 照明器具をできるだけ目立たせるのではなく、「光そのもの」をデザインしたいと思っています。 壁をやさしく照らす間接照明 木の質感を浮かび上がらせる光 吹き抜けの高さを感じさせる陰影 窓の外に広がる夜の風景と室内をつなぐあかり 光と影が重なり合うことで、空間には奥行きが生まれます。 昼間には見えなかった素材の表情や、天井の高さ、壁の厚みまでが感じられるようになります。 北海道では、冬になると家で過ごす時間が長くなります。 だからこそ、照明はインテリアを飾るものではなく、毎日の暮らしを豊かにする存在であってほしい。 明るさだけを求めるのではなく、「どこを照らし、どこを暗く残すのか」 そのバランスが、心地よい空間
建築設計 キタザキ アーキテクツ
7月21日


もう『通過点』とは呼ばせない。玄関の概念を覆す『インドア・プラザ』のある暮らし
日本の住宅において、玄関は長らく「靴を脱ぎ、外の汚れを落とすための通過点(境界線)」に過ぎませんでした。 しかし、ライフスタイルはもっと自由で、アクティブであるべき 目指したのは、従来の「土間」という概念さえも飛び越えた『インドア・プラザ(屋内広場)』 ここは、家の中で最もアクティブなエネルギーが満ち、同時に最も深い豊かさに浸れる、住まいの「本当の主役」となる空間です。 1. 「プレイング・ガレージ型」土間:遊びと暮らしがシームレスに交差する場所 このインドア・プラザの核となるのが、スケール感を持たせた「プレイング・ガレージ」 単なる収納や作業場ではなく、家族の「遊びの基地」として機能します。 五感を刺激するメカニック・ステージ ロードバイクのメンテナンススタンドが鎮座し、隣にはスキーやスノーボードのワックス台、DIYのための頑丈な作業ベンチが常設されている。工具の金属的な美しさや、ワックスの香りが、日常に心地よい高揚感をもたらします。 全天候型の「半屋外公園」 凍えるような冬の日も、照りつける夏の猛暑日も関係ありません。 外気から守られたこの広
建築設計 キタザキ アーキテクツ
7月17日


建築家とつくる函館の家|国有林の緑を借景にする『深いひさしの家』
借景を抱きしめる 『深いひさしの家』が紡ぐ、雑木林と暮らす豊かな日常 函館の四季折々の表情を豊かに見せてくれる、 国有林の雑木林その美しい風景に寄り添うように佇む一軒の住まい 名前は、『深いひさしの家』 敷地が持つポテンシャルを最大限に活かし、建築主のライフスタイルを優しく包み込む 01. 深い庇(ひさし)が誘うアプローチ この家の象徴とも言えるのが、内に向かって、そして外に向かって深く突き出た 「庇(ひさし)」 雨や雪の多い道南の気候から守るという機能性はもちろんのこと、この深い庇は「外と中を緩やかにつなぐ中間領域」としての役割を果たしています。 アプローチを進むにつれ、庇のつくる陰影が心をスッと落ち着かせ、日常からプライベートな空間へと優しく誘(いざな)ってくれる。 そんな、どこかホッとするエントランスを目指しました。 02. 小豆色×抹茶色×道南杉 住宅街のスパイスになる外観 外観のカラーリングには、少し大胆で、スパイシーなオリジナルの色彩計画を施しました。 小豆色(あずきいろ)の落ち着き 抹茶色(まっちゃいろ)の深み 地場素材である道南杉
建築設計 キタザキ アーキテクツ
7月9日


北海道・函館で建築家住宅を設計する私が目指す「融合」という設計思想
建築は、一枚の美しい写真だけでは語れません。 完成した瞬間の美しさだけでなく、10年後、20年後も心地よく過ごせる空間であること そして、その暮らしを支える性能や構造が確かであること 建築を「意匠」「構造」「省エネ」という別々の分野で考えるのではなく、一つの建築として融合させたいと考えています。 設計事務所には、それぞれの世界観があります。 奇抜なデザインを追求する事務所 素材にこだわる事務所 性能を徹底的に追求する事務所 そのどれも素晴らしいと思います。 しかし、僕が目指しているのは、そのどれか一つではありません デザインが美しいから性能を我慢する 性能が高いから空間は仕方ない 構造が優先だからデザインは妥協する そんな「引き算」の設計ではなく、 すべてを一つに調和させる設計を目指しています。 だから僕は、構造計算も自分で行い、省エネ計算も自分で行います。 そして現場にも足を運びます。 それは仕事を増やしたいからではありません。 設計者として、最後まで責任を持ちたいからです。 北海道という厳しい環境では、美しさだけでは暮らせません。 冬の寒さ
建築設計 キタザキ アーキテクツ
7月6日


函館で考える「カーテンのない暮らし」──開放感は窓の大きさではなく設計でつくる
6月新緑の季節全開ですね! カーテンを開けたまま暮らせる家には憧れがありますよね 窓の向こうには新緑の雑木林 遠くには街並みや山並み 季節や時間によって変化する風景を眺めながら過ごす暮らし しかし現実には、そんな敷地はそれほど多くないのが現状、、 函館や北斗市をはじめとする住宅地では、隣家との距離や道路との関係もあり、人の視線を完全に避けることは簡単ではありません。 だから私は設計の際に、「どうやって大きな窓を付けるか」ではなく、 「どうやってカーテンを開けられる時間を増やすか」を考えています。 窓の位置を工夫する 視線の抜ける方向を探す 植栽を利用する 庇や外構を組み合わせる そうした小さな工夫の積み重ねによって、閉じるしかなかった窓を、開けて過ごせる窓へと変えていきます。 もちろん、特注の大開口サッシを使えば実現できることもあります。 しかし予算には限りがある、、、 家づくりは窓だけで決まるものではありません。 断熱性能や構造、安全性、設備計画など、バランスよく考える必要があります。 だからこそ私は、既製品の窓をどう組み合わせるか、どこに配置
建築設計 キタザキ アーキテクツ
6月11日


地元の道南杉に包まれる暮らし|緩やかな傾斜地に建つ「深い庇アプローチの家」ヴィレッジ
建築を設計するうえで、常に大切にしていることの一つが「地域性(ローカリティ)」 その土地の風景に馴染み、その土地の気候に耐え、その土地の素材を使うこと 地元の豊かな自然が育んだ「道南杉」を主役に据えた、繋がりある建物群をデザイン 美しい緑に囲まれた緩やかな傾斜地 その地形の起伏をそのまま活かし、道沿いに数棟の住まいを配置しています。 これらの建物を優しく、そして力強く結びつけているのが、共通のデザインである『深い庇を共有したアプローチ』です。 木肌の美しい道南杉の外壁の上で、深い庇が大きな影を落とします。 この「影」こそが、日本の建築が古来より持っていた美しさであり、落ち着きのある佇まいを演出してくれます。 さらに、窓にはあえて存在感のある黒枠のサッシを配置し、室内外の境界を美しく額縁のように切り取りました。 外観の木の温もりとは対照的に、室内の天井と壁は潔い「白」で統一。窓から差し込む夏の光を反射し、明るく、ミニマルで心地よい空間が広がっています。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
6月8日


12坪の小さな住宅が集う街並み|道南杉の質感と深い庇が織りなす「つながりのデザイン」【函館近郊の建築設計】
あえて持たない豊かさや、自分たちの等身大の暮らしを大切にする「スモールハウス(小さな家)」への関心が高まっています。 今回ご紹介するのは、1棟あたり約12坪という小さな住宅を複数集め、一つの豊かなコミュニティとして再生する「ヴィレッジ(村)計画」です。 「12坪の家」と聞くと、もしかしたら「狭いのでは?」と思われるかもしれません。 しかし、設計の工夫次第で、その広さは何倍にも感じられるようになります。 今回の設計のポイントは、緩やかな坂道に沿ってリズミカルに配置された建物群と、それらを水平に繋ぐ「深い庇(ひさし)の共有アプローチ」です。 道路から玄関、そして各住まいへと連続するこのアプローチは、プライベートな室内と、パブリックな街路を緩やかにグラデーションのようにつなぐデザインになっています。 この深い庇があることで、室内からの視線が外へと広がり、実際の坪数以上の圧倒的な開放感が生まれるのです。 「小さく建てて、豊かに暮らす」 そんなこれからの新しいライフスタイルの選択肢を、この道南の地から発信していきたいと考えています。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
6月7日


【函館・道南】道南杉でつくる小さな家|深い庇(ひさし)の共有アプローチで繋がる、美しいヴィレッジ構想のパースをご紹介
計画地は、函館・道南エリアの自然豊かなロケーション緩やかな傾斜地の道沿いに、 数棟の小さな住まいが並ぶ街並みを計画 ここで僕が目指したのは、単に家を規則的に並べるだけの分譲地ではなく、 お互いの気配を優しく感じられる「敷地形状に委ねた小さな建築群を配置」 核となるデザインが『深い庇を共有したアプローチで繋ぐヴィレッジ構想』 各住まいの玄関へと続くアプローチの上には、大胆にせり出した深い庇(ひさし)が架けられています。 この庇は、道南の厳しい雨や冬の雪から足元を守るという機能性だけでなく、住人同士が自然と視線を交わし、挨拶が生まれるような「半屋外の共有スペース」としての役割も持たせています。 外壁には、地元産の「道南杉」を使用しました。 地域の気候で育った木材は、この土地の風景に最も美しく馴染みます。 年月が経つほどに杉の木肌は味わい深いシルバーグレーへと変化し、住む人と一緒に街並みも育っていく、そんなサステナブルな建築を目指しています。 一歩室内へ入れば、広大な敷地を一望しつつ、周囲の建築群が視界に入り込込むことなく、開放感あふれる空間が広がりま
建築設計 キタザキ アーキテクツ
6月6日


独立20年以上。函館で建築を考え続ける建築家
北海道・函館を拠点に活動する建築設計事務所「キタザキアーキテクツ」 住宅、ヴィラ、店舗、クリニックなど幅広い建築を手掛けながら、建築家自身が意匠設計・構造計算・省エネ計算まで一貫して行っています。 耐震等級3やZEH水準の性能を実現しながら、地域の風景や暮らしに寄り添う建築を提案しています。 デザインだけでも、性能だけでもない。 「デザイン・構造・省エネの融合」を目指し、北海道の厳しい自然環境の中で心地よく暮らせる建築を追求しています。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
6月5日
bottom of page
