建築家が隣に建てた、もうひとつの物語──クリハウス
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 4月22日
- 読了時間: 1分
建築家が隣に建てた、もうひとつの物語──『クリハウス』

「ここに家を建てよう」と思った日、そこには一本の栗の木がありました。
季節ごとに表情を変え、静かに時間を刻むその木の下で、この家の物語が始まりました。
『クリハウス』は、建築家が自身の自邸『サクラハウス』の隣に建てた、
もうひとつの住まい。
自分の家を通して見つめてきた暮らしのかたち、その集大成としてこの家は生まれました。

設計でまず大切にしたのは、そこにすでにある風景を壊さないこと。
大野川の流れ、桜の枝ぶり、そして栗の木。それらが自然に溶け込むように、建物のかたちや配置を丁寧に考えました。

春にはバスルームから桜を眺め、夏には風を通すテラスで過ごし、秋には栗を拾い、冬には白く染まった景色をリビングから静かに眺める──。
この家は、**「自然と一緒に暮らす」**ことを、心から楽しめるよう設計されています。
『クリハウス』は、ただの家ではありません。
この土地、この木、この光と風の中で、新しい物語が始まる場所です。
ご家族のための世界にひとつだけの暮らしを、私たちと一緒に描いてみませんか。






コメント