見えない検証こそ、家の価値を決める――丁寧な設計と監理の理由
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 2025年11月14日
- 読了時間: 2分

建築設計において、「どこまでチェックするか」「何をどの精度で確認するか」
この基準が、家の性能・安全性・耐久性を大きく左右します。
私は、意匠設計だけでなく、構造計算、省エネ計算、現場監理まで自分自身で行い、
項目ごとの検証作業を徹底しています。

1. プランごとの許容力度計算による耐震等級3の確保
一般的な住宅では壁量計算が主流ですが、僕はプランが変わるたびに許容力度計算を行い、構造バランスと安全性を検証しています。
これにより、間取りの変更による耐震性能の低下を防ぎ、計画段階から安定した構造設計が可能になります。

2. 北海道の性能基準に対応した省エネ設計
函館市近郊の気候条件(積雪・寒冷・日照の少なさ)を踏まえ、UA値・Q値・気密性・窓性能・熱橋対策を総合的に検討し、省エネ適合性判定レベルの図書を作成しています。
特に北海道では、断熱・気密・換気の精度が暖かさと結露リスクを左右するため、慎重な検証が欠かせません。

3. 現場が近ければ平日ほぼ毎日の監理体制
施工精度を高く保つため、現場へ足を運び、図面との整合性や材料の確認、施工手順のチェックを行います。
配筋
金物
断熱材の施工状況
気密処理
窓の取り付け位置
防水・雨仕舞
これらは後戻りが効きにくい工程が多く、監理の精度がそのまま性能に反映されます。
現場の様子は写真と動画で記録し、クライアントにも共有しています。

見えない検証こそ、家の価値の核心
家づくりにおける真の価値は、外から見えない部分の精度にあります。
プランの構造バランス
熱の流れ
湿気の動き
施工精度
材料の選択
現場の判断
これらをていねいに積み重ねることが、「快適で安心できる家」を実現する唯一の方法です。
私はこれからも、見えないところの品質を大切にし、誠実な設計と監理を続けていきたいと考えています。
設計品質の維持と向上のため、2026年1月より設計料を改定いたします







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