踏むたびに、音のない答え
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ 
- 4月12日
- 読了時間: 1分

春のはずなのに、心も体もまだ冬を引きずっている。
雪も、新緑もない。
4月初旬の空気は、思いのほか冷たい。

エアロロードで風を切るスピードは、むしろその冷たさを際立たせる。

だから今は、MTBに乗る。速度を求めるのではなく、バイクそのものと向き合う時間。
スピードよりも、コントロール。目的地よりも、感覚。
不安定な地面でバイクを操ることで、心もまたバランスを取り戻していく。
季節の変わり目は、人生の節目に似ている。
焦って進まず、立ち止まって技術を磨くことで、また先に進む準備が整う。
すべては、より遠く、より自由に走るために。







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