評価されるデザインに乗るか?
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 4月5日
- 読了時間: 2分

『見慣れたデザインの方が評価高いよね?』
確かに見慣れたデザインの方が評価が高くなる傾向があります。
なぜなら、多くの人が「安心感」や「分かりやすさ」を感じやすく、
過去の成功事例や実績があるデザインは評価基準が確立されているからです。
既存の評価軸に乗りやすいため、クライアントや一般の人々にとって受け入れやすく、
結果として評価が高まるのは自然な流れです。

一方で、新しいデザインや個性的な提案は、その独自性ゆえに理解されるまでに
時間がかかることが多く、評価が定まらないまま終わるリスクもあります。
特に保守的な考え方が強い場面では、新しいものに対する警戒心や拒否感が強く、
評価されにくいのが現実です。
ただし、デザインの評価には「時間」が影響することもあります。
革新的なデザインが当初は批判されても、時が経つにつれてその価値が再評価され、
やがてスタンダードになるケースも少なくありません。
オリジナリティを重視することで、長期的な評価を獲得できる可能性も秘めています。
デザインにおける評価が「今」なのか「未来」なのかを見据えながら、
バランスを取る必要がありそうですね。
どちらを重視するかは、デザインの目的やプロジェクトの性質にもよるかもしれません。






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