経年劣化を考慮した窓選び
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ 
- 7月3日
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15年住んで実感した「窓」の重要性——トリプルガラスの価値
僕の自邸には、トリプルガラスとペアガラスの両方が使われています。
15年間の暮らしの中で、その違いは冬の冷気となって体感できるほど明確でした。
特にペアガラスの部分は、経年劣化によって断熱性能が徐々に落ちてきているのを実感しています。
こうした体験を踏まえ、現在設計する住宅の窓はすべてトリプルガラスを採用しています。初期費用は確かに上がりますが、ペアガラスなら10年後以降の性能低下を予測するとトリプルガラスは将来への妥当な投資と考えています。
窓の性能は単なる数字の問題ではなく、日々の暮らしの快適さや健康にも直結します。
目先のコストではなく、長期的な視点で住まいを考えることがこれからの住宅設計に求められているのではないでしょうか。







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