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第2回道南地域、函館・北斗市・七飯町の小さな家|20坪で「濃厚な空間」

小さく、空間を濃厚に


20坪の家を考えている

最初に20坪という数字を決めたとき、たぶん多くの人はこう思う。

「狭くない?」

もちろん!

狭いよ!


30坪、33坪の家と比べれば、単純に床面積は少ない。


でも、20坪に30坪の家を無理やり押し込もうとは思っていなくて、

20坪なら20坪の暮らし方を考えてみたい


例えば、1階は約10坪

カーポートと玄関、収納、そして夫婦の寝室


2階には、できるだけ大きなLDKと水回り


家の中心になるのは、2階のひとつながりの空間

そこに光が入り、風が抜け、窓から外の景色が見える。


必要なら、間仕切りを入れる。


でも、最初から壁で細かく部屋をつくってしまわない。


可動する建具や家具などによって、暮らしの変化に合わせて空間を変えられるようにする。

今は夫婦二人


数年後には趣味の部屋が欲しくなるかもしれないし、在宅で仕事をするようになるかもしれない。


自転車を室内に置きたくなるかもしれない

スキー用品が増えるかもしれない


子どもや孫が遊びに来るかもしれない


暮らしは変わる


だったら、建築を最初から固定しすぎないほうがいい





部屋をつくるのではなく、部屋になる余白をつくる


それが20坪には向いているかも、、、


そして、面白いのは小さな家ほど「余白」が重要になること

収納をどこに置くか

階段をどうするか

窓をどこに開けるか

視線をどこまで通すか

天井をどこで高くするか

素材をどこまで使うか


ほんの数十センチの違いが、空間の感じ方を大きく変える


小さくした結果、豊かになる


そこまで持っていくには、設計が必要になる

性能も同じ

断熱材をたくさん入れれば終わり、ではない



外皮全体を考え、気密をきちんと確保し、窓の性能や配置を考え、日射取得と日射遮蔽まで考える。



耐震も、ただ壁を増やせばいいわけではない。

構造計画を行い、許容応力度計算によって耐震等級3を確認する


小さな箱だからこそ、ひとつひとつの判断がそのまま家の質になる

だから「ミニ木箱」は、安い家をつくりたいわけではない


必要以上につくらない

その代わり、必要なところには惜しみなく手をかける



函館、北斗市、七飯町、そして道南地域


大きな家ではなく、自分たちの暮らしにちょうどいい家を探している人に

20坪で済んじゃう!

でも、20坪しかないとは感じない

そんな家をつくりたいと思っています。



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