第1回 階段の途中で振り返る
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 1 日前
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独立して20年
20年という時間を長いと思うか、短いと思うかと聞かれたら、どちらとも言えない
けれど「あっという間だった」とは、とても言えない気がするかも、、、、
長かった!
ただひたすらに長かった!!

気がつけば20代で独立した自分も、もう48歳
最近ふと思う。
もし人生が一階から二階へと続く階段だとしたら、今の自分は踊り場に立っているかも、、、
なーんて
踊り場というのは不思議な場所ですよね。
上へ向かう途中ではあるけれど、少し立ち止まることができる場所
下を見下ろせば、これまで上ってきた階段が見えるし、
どんな段差があったのかどこでつまずきそうになったのか
どこで踏ん張ったのか
そんなことを振り返る余裕がある。
そして同時に、見上げればまだ続く階段も見える。
この先どこまで続いているのかは分からない。けれど、たぶん、まだ終わりではないことだけは分かる。
現状、そんな場所にいる気がしている。
停滞しているわけではないし、がむしゃらに駆け上がっているわけでもない
少し立ち止まり、過去と未来の両方に目を向けられる場所
それが今かも

振り返ってみれば、独立した当初は本当に若かった。
今思えば、世間知らずだったのだろう。
デザイン料を踏み倒されそうになり、何度も催促の電話をかけたこともあったし、支払いをお願いするために、しつこいくらい連絡したこともある。
一方で、若かったからこそ面白がってくれる大人たちもいた。
「若いんだからやってみろ」

そんなふうに声をかけてくれる人たちがいて、仕事を紹介してもらい、さまざまな設計やデザインに携わる機会をいただいた。
本当に人に恵まれた20代だったと思う。
もちろん、順風満帆だったわけではない。
それでも今こうして20年続けてこられたのは、多くの人との出会いがあったからだし、この踊り場に立っている今だからこそ、一度振り返ってみようと思う。
これまで何を考え、何をつくり、どんな仕事をしてきたのか?
ウェブサイトに掲載している仕事をひとつずつ見返しながら、自分自身の記録として残してみたい。
誰かに読んでもらおうという気持ちは、正直あまりない
これは集客のための記事でもないし、成功談を語るための記事でもない。
ただ、自分が歩いてきた階段を見下ろしながら、
「ああ、こんなことをやってきたんだな」
と静かに確かめるための記録である。
独立20年
人生の踊り場で、少しだけ足を止めてみる
そしてまた、次の一段へ向かう前に
まずはここから始めてみようと思う

もっとも、この踊り場が人生のどの位置にあるのかは分からない
3段上った先の踊り場かもしれないし、
10段上った先かもしれないし、
二階はもうすぐそこなのかもしれないかも!?
上を見上げても、その先の階段は見えない。
ただ一つ分かるのは、今ここで少し立ち止まり、下を見下ろす余裕ができたということだ。
どこへ向かうのかを考える前に、どこから来たのかを




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