新築から10年住んで-4
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 2020年3月13日
- 読了時間: 2分
昨日の続きです。
高断熱工事と高気密工事を施した住宅に10年住んでどうなのか?
快適です!
以上(笑)
外気温-16度の朝でも室温21度に保たれています。
しかし、北海道電力の電気料金が2015年くらいから高騰していて、新築から5年目くらいまでは、1日中電気ボイラーをつけっぱなしにしていたのが、電気料金が高いので夜間のみの稼働に変えたり、20年前のアラジンストーブ(灯油)を持ち出して、昼間の暖房として使ったり、工夫を重ねることになりましたね。

結果的に、夜間は電気ボイラーを稼働。
日中はアラジンを稼働する冬の暖房計画となりました。
こんな小さなアラジンで、家一軒暖まる? と疑問に思うでしょう、、、
外気温-10度の真冬日でも暖かく過ごせます♪
高断熱住宅のおかげだと感じますね。
それに冬の地震などで停電になることを考えたら、電気を使わないポータブルストーブと
18L灯油タンクは常備しておいたほうがよいでしょうね。
半年間の暖房料金は電気代と灯油代合わせて13万円前後。
2010年当時の『次世代省エネルギー住宅』の認定を受けた住宅ですが、今ならもっと断熱材を厚くしておいたほうが良かったかなー と感じています。

高気密工事された家の経年劣化は特段感じません。
キッチンのレンジフードと浴室換気扇を同時稼働させた冬などは、部屋中の空気をこれらの換気扇が取り込もうと頑張るため、玄関ドアが空気で引っ張られ開けにくくなるくらいですから、『家に隙間が増えた』とは感じませんね。
それに、東日本大震災や胆振東部地震などの揺れの大きな自信を数回体験していますが、気密性能低下は今のところ感じませんね。
今後設計する住宅でも、当たり前ですが高断熱工事と高気密工事は標準仕様として性能を高めたいですね。







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