北海道移住で失敗しないために|“眺望と広さ、安さ”で土地を選ぶ人へ
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 5月4日
- 読了時間: 3分

独立して20年
昔からよくある、移住の相談
北海道の大自然、抜けのいい眺望、広い敷地、そして価格!
その魅力に惹かれて、土地を買ってしまう人がいる
気持ちはよくわかるでも、そのあとに待っている現実まで、想像できている人は少ない
例えば——
最寄りのコンビニまで車で10分人里から少し離れ、
裏手の山には、流行りの熊の気配
大雨のたびに敷地へ流れ込んできそうな雨水、、、
だって排水溝の整備などないでしょ?
人里離れた場所なんだから、、、
そもそもその道路、行政は除雪してくれるのか??
冬の交通は本当に成立するのか?
4WDのSUVじゃないと踏破できそうもない道、、、
僕のロードスターじゃあー ムリ
景色はいいでも、それだけで日常は成立しない。
地元の人が見向きもしない土地を、外から来た人が「魅力的だ」と感じることはある。
ただ、そのズレには理由がある。
やはり、長く暮らしている人たちが選ばない敷地には、それなりの理由があることが多い
一方で、地元の人からも一目置かれるような土地は、確かに存在する。

眺望がよく、敷地にもゆとりがありながら、車で5分圏内にコンビニや郵便局、金融機関、クリニックがある。
徒歩で少し歩けば、カフェやパン屋、雑貨屋、蕎麦屋なんかに立ち寄れる。
一見すると“普通の街中”かもしれないでも、その中にこそ、暮らしと風景のバランスが成立する場所がある。
そんな敷地は探すとありますよね。

そういう土地は、探せばあります!
だし、それは地元を知っている人間でなければ見つけにくい。
建築家や不動産、工務店その土地で生活している人たちの目線があって、はじめて見えてくる。
僕自身、眺望だけが良くて、人里から離れた敷地に『建築デザインお願いします』と言われたけど、、、、
普段の日常を過ごすには『当たり前の生活が、そもそも成立するか?』普通の事が成立しない敷地では、どうしても発想が広がらなかった。
そんな人里離れた場所に住むならDIYで家を建てるくらいの生活力がある人じゃないと無理だと、僕は強く思う。
冬の厳しさや、日常の不便さが見えてしまうからね!
どれだけ景色が良くても、暮らしが成立しない場所に、建築の可能性は見出しにくい
だからこそ思う
土地は「憧れ」ではなく、「日常」から選んだ方がいいよ
そのうえで、日常の中にある風景を、どう引き出すか?
そこにこそ、建築家の役割があると思っている。
まずは敷地買う前に、専門家に相談しなきゃダメだよね




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