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函館エリアの平屋暮らし。16坪のコンパクトな住まいに、素材のぬくもりを凝縮させる

16坪の平屋:大地に根ざす「素材」の再構築


自分らしい暮らしを形にする16坪のコンパクトな平屋


初期デザインの「モダンでシャープな建築美」から、一歩踏み込んで「土着的な温かみ」「ストイックな引き締め」を両立させるまでのプロセスを記録



僕が初期から構想していたコンセプトは、『力強く屹立する厚い壁と深く伸びる厚い庇』


この「建築の骨格」はそのままに、まずは無機質な質感から有機的な質感への変換を試みました。


  • 素材の選択: 黒い面をコールテン鋼と再生木へと置き換え、自然の中に溶け込むような深みを与えました。


でも、、、コールテン鋼は高価だよね! 

これでは予算を考慮してない無責任


2. 「塗り」の質感がもたらすぬくもり


建築コストとメンテナンス性を考慮し、高価な金属建材から「塗り壁」への方向転換


  • こだわり: 単なる平滑な壁ではなく、砂や土の粒子を感じるラフな左官仕上げ

  • 手仕事の跡が残る壁は、光の当たり方で豊かな表情を見せてくれます


3. コントラストによる「深化」


塗り壁の温かみが少し「甘め」に感じられたため、背景となる板壁のトーンを再考


  • カラーパレットの調整:

    • メイン: 土のぬくもりを感じるテラコッタ色の塗り壁。

    • アクセント: 全体を引き締める、チャコールグレーの縦格子板壁。

    • ベース: 地層のようにどっしりと構える版築(はんちく)風の基礎。


これだとトーンが暗いなー それに今時な色合いだし、、、
これだとトーンが暗いなー それに今時な色合いだし、、、

結論:育つ建築を目指して


最終的に辿り着いたのは、モノトーンの流行に流されない、普遍的な強さを持ったデザイン


16坪という限られた広さだからこそ、一つひとつの素材が持つ密度が重要


時を経て汚れさえも味わいに変わるような、住む人と共に育つ家


そんな「自分だけの居場所」が見えてきた気がします。

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