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12坪の小さな住宅が集う街並み|道南杉の質感と深い庇が織りなす「つながりのデザイン」【函館近郊の建築設計】

あえて持たない豊かさや、自分たちの等身大の暮らしを大切にする「スモールハウス(小さな家)」への関心が高まっています。


今回ご紹介するのは、1棟あたり約12坪という小さな住宅を複数集め、一つの豊かなコミュニティとして再生する「ヴィレッジ(村)計画」です。



「12坪の家」と聞くと、もしかしたら「狭いのでは?」と思われるかもしれません。


しかし、設計の工夫次第で、その広さは何倍にも感じられるようになります。

今回の設計のポイントは、緩やかな坂道に沿ってリズミカルに配置された建物群と、それらを水平に繋ぐ「深い庇(ひさし)の共有アプローチ」です。


道路から玄関、そして各住まいへと連続するこのアプローチは、プライベートな室内と、パブリックな街路を緩やかにグラデーションのようにつなぐデザインになっています。


この深い庇があることで、室内からの視線が外へと広がり、実際の坪数以上の圧倒的な開放感が生まれるのです。



「小さく建てて、豊かに暮らす」

そんなこれからの新しいライフスタイルの選択肢を、この道南の地から発信していきたいと考えています。


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