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函館の建築家が語る|省エネ・構造・意匠まで一人で担う設計とは?



「建築家はどこまで関わるべきか?」


─設計・構造・省エネ、すべてを自ら担う理由


建築という仕事の本質は、設計図を描くだけではありませんよね?


空間を構想し、構造を検討、省エネ性能を数値の裏付け、コスト管理と把握、

現場で形にするプロセスをBIMで検討──

それらすべてが一つの建築に融合されて初めて「建築」は完成します。


それを一人の建築家が、どこまで自分の手で担うのか?

この問いに対して、僕は「すべて」と答えます。




デザインと性能は両立できるのか?


「美しいけれど、寒い家」

「高性能だけれど、味気ない家」──

そんな建築を目指したくはありません。


意匠と性能は、しばしば両輪にはなりえず、意匠設計者と構造設計者、

そして省エネのコンサルタント、それぞれの意図が交錯する中で、本来

ひとつであるべき建築が「寄せ集め」になってしまうことも、、、



だからこそ、私たちは意匠・構造・省エネを一貫して設計することに拘りたい。


構造計算も、断熱・気密の計画も、エネルギー計算も、自らの手で!

現場にも足を運び、設計意図とズレのない「建築」をつくる。

それが、キタザキアーキテクツの仕事です。




技術は、思想に裏打ちされてこそ


私たちは、単に「性能の高い建築」をつくりたいのではありません。


そこに住む人が、毎日自然の光と風を感じながら過ごせること

冬の寒さに悩まされず、暖房に頼りすぎずに暮らせること

建築は、環境と調和していること


そのために、断熱や気密の数値を突き詰め、窓の配置や庇の出方をCG・VRで調整し、

構造と意匠を両立させます。


すべての技術は、建築思想の実現のためにあるというのが僕の考えです。



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