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函館の住宅街で、“外から見られない光”をつくる

カーテンを閉めなくても美しい家という選択


「大きな窓が欲しい」

家づくりを考えると、多くの人が要望する。


光を取り込みたい

開放感が欲しい

空とつながりたい


でも、実際に住宅街で暮らし始めると、いろいろ気になる、、、

隣家の視線

道路からの目線

夜になると室内が丸見えになる不安


結果として、一日中カーテンを閉めて暮らすことに


それは本当に、“開放的な家”なのか?


今回の空間では、ただ窓を大きくするのではなく、「外から見られずに、美しい光だけを取り込む」ことをテーマに設計を考えた。


床から1.5mの高さから始まるハイサイドの大開口

視線は遮りながら、空の光だけを室内へ落とす


吹き抜けを通して入る強い自然光は、時間によって表情を変え、壁に掛けたモノクロアートや濃色ラワンの壁面に陰影をつくる。



窓は単なる“穴”ではなく、光を切り取るための装置だと思っている。

だからこそ、窓枠の細さや黒の輪郭、光の入り方、壁とのバランスまで丁寧に整える。


北海道・函館の住宅街は、冬の日射や雪、隣家との距離感も含め、本州とはまた違う難しさがある。


その中で、「閉じながら開く」そんな空間のつくり方が、これからますます重要になる気がしている。


カーテンを閉めて光を失うのではなく、最初から“視線を制御した窓”を設計する。

それだけで、暮らしの質は大きく変わる。


静かな光

外とゆるやかにつながる感覚

誰にも見られない安心感


住宅街の中でも、こんな豊かな居場所はつくれる。

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