光と気配を映すタイル|艶のある素材で設計に奥行きを
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ
- 5月28日
- 読了時間: 1分
艶やかなタイルは、ただの仕上げ材ではありません
光を受けてきらめき、角度によって表情を変え、時には窓の外の風景を映し込み、
またある時は、そこに佇む人の姿までもやわらかく描き出す
その表面には、日常のうつろいが刻まれ、小さな時間の流れが可視化されていきます。
何気ない壁面や床が、タイルという「鏡」のような存在によって、空間の奥行きを増し、
風景とのつながりを生みますね。
設計の中でそんな場所が一か所あるだけで、空間はふと、呼吸を始めたよう、、、
建築において「反射」は時に、光を導くための計算にもなり、心理的な広がりを生むための仕掛けにもなります。
しかしそれ以上に、艶やかなタイルがもたらすのは、目に見えない“気配”や“余白”のようなものかもしれません。
素材は、機能や性能だけで選ぶものではなく、そこに生まれる時間や空気感をどう引き出すか。そんなことを考えながら、艶やかなタイルの表情を見つめています。
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