エアコン暖房の可能性と住まいの進化
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ 
- 4月17日
- 読了時間: 2分

新築から15年が経ち、当初はエアコンを設置するつもりはありませんでした。
というのも、当時の夏の暑さは湿度がそれほど高くなく、我慢できるレベルだったから。
しかし、最近の夏の暑さは湿度を伴い、生活環境として非常に厳しいものとなってた。
また、エアコンの性能が年々向上し、冷房だけでなく暖房としても十分に活用できるようになってきたことから、導入を考えるようになりました。
実際に、最近自分が設計している住宅でも、エアコン暖房を中心に暖房計画を立てることが増えています。
今回、自宅にエアコンを導入してみて感じたことがあります。
それは、暖房時の立ち上がりが非常に早く温風が出て、住宅の高い気密性能や断熱性、そしてトリプルガラスによる高い省エネ性能との相乗効果で、部屋全体がすぐに暖まり、その暖かさを保つために必要な電力量も少なくて済むということです。
一方で、セントラルヒーティング方式のパネルヒーターには、立ち上がりがゆっくりである分、温風とは違う穏やかな暖かさが持続するというメリットもありますが、その分エネルギー消費量が多くなるという点で、比較する良い機会になりました。
今後、さらにエアコンの性能は進化していくでしょう。
エアコンを的確に使い、計画的に更新していくことで、長期的に省エネで快適な住宅環境を維持できるのではないかと感じています。







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