「建築家なら当たり前にやってると思ってた」それ、意外と当たり前じゃない話
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ 
- 5月9日
- 読了時間: 2分

「正直、省エネとかZEHとか、よくわからない…」という方へ
「性能のことって、なんだか難しそうだし、正直、そこまで気にしなくて
もいいんじゃないかと思ってました」
そんな声を、何度も耳にしてきました。
「省エネって、節約の話? 新築なら暖かい家は当たり前なんじゃない?」
「ZEHって補助金のため? 太陽光パネル必要なの?」
「建築家や工務店なら、そういうの計算するの当たり前にやってるんでしょ?」
……と思いますよね。
でも、それ、意外と“当たり前”じゃないんです。

例えば断熱。
地域の気候や生活スタイル・建築予算に合った設計をしているかどうか。
気密の数値を測っているかどうか。
暖房設備の選定を、家の熱損失とセットで考えているかどうか。
こうした「性能の土台」を丁寧に設計しているかどうかで、
家の快適さも、光熱費も、将来の安心も大きく変わります。
でもそれって、完成した家の写真では見えにくいんです。
だから、「おしゃれで気に入ったから」だけで選んでしまうと、
あとから「冬が寒い」「電気代が高い」なんてことにもなりかねません。
性能は、派手ではないけれど、日々のストレスを限りなく減らしてくれる
設計の“基礎”
僕は、それをデザインと性能を両立させるのが本当の仕事だと思う
「性能のことはよくわからない」「興味が持てない」──それでも大丈夫!
まずは、どんな毎日を過ごしたいか。
あなたの暮らしの話から、丁寧に始めましょう。







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