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執筆者の写真建築設計 キタザキ アーキテクツ

暖房計画

暖房計画は多様な考え方がありますよね。

電気ボイラーやFF暖房用ボイラー、都市ガス暖房用ボイラーを使用した

パネルヒーターを設置したセントラルヒーティング


エアコン暖房やFFストーブ設置など様々ですよね。


最近、僕が設計する場合はエアコン暖房かFFストーブなどの

単品の暖房機器を設置することが多いですね。


理由は、設備機器の更新が簡単で10年から15年くらいのサイクルで

最新の機器に変えられるますよね。


セントラルヒーティングの場合、なかなか設備更新を行いづらいですよね。


しかし、単独でFFストーブやエアコンを設置する場合は、省エネ計算を

行い、家ごとの省エネ性能を出してからでないといけませんし、間取りの

工夫だって必要ですよね。


普段、設計している建築は断熱性能が非常に高いですから、37坪くらいの規模の家だと

省エネ計算上、13畳暖冷房エアコン1台で十分なんですね。


あくまでも計算上の事なので、エアコン1台だけでは心許ない。

そこで、1階にエアコン1台設置 2階にエアコン1台設置を基準に設計しています。


しかし、家ごとに平面計画が違いますからとにかく念入りな暖房計画が必要ですね。



写真は、1階の開放的な洗濯室に置かれた18畳用のFFストーブ

このストーブをメインに1階と2階を暖房します。





念のため、2階リビングに11畳用暖冷房エアコンを設置

厳冬期は、エアコンも稼働させるようですが朝方だけの使い方だけのようです。


冬の日中などは、FFストーブ1台でも過ごせるようですね。


2階暖冷房エアコンは、夏には冷房として2階から1階へ冷気を運び、家全体を冷やす

エアコンとして使っています。


建築ごとに悩みながら検討を重ねる暖房計画は意外と難しいですよ。



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