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20代で家を建てるのはアリか?建築家が考える「早く持つ」という選択

建設費の高騰、住宅ローン金利の上昇、、、

これから家を建てる人にとって、状況は決して楽観的できないですね


だからこそ、ひとつの考え方として「20代のうちに一戸建てを持つ」という選択は、現実的な戦略になり得るかも


もちろん、20代は多くの場合独身であり、将来の家族構成やライフスタイルは不確定


結婚するかもしれないし、しないかもしれない

子供ができるかもしれないし、趣味に生きるかもしれない。


30代、40代になれば、興味の幅も広がり、それに伴って「必要な空間」も変化していく。


だからこそ重要なのは、変化に対応できる“余白のある住宅”を最初からつくることだと思う。


例えば、30坪前後、4,000万円(税込)程度

太陽光パネルは、もはや必須条件


エネルギー価格の変動に左右されず、自家消費や将来的な電力活用(EVなど)にも対応


蓄電池まで備えれば理想だが、まずは「電気をつくる仕組み」を持つことが重要だ。


室内の間仕切り自由を可能な構造体
室内の間仕切り自由を可能な構造体

そして空間構成


新築時点で細かく間仕切るのではなく、構造計算(許容応力度計算)によって耐震等級3を確保した“ワンルーム的構造”とする。


その上で、将来の変化に応じて間仕切り壁を「後から足す」


家族が増えれば区切る。

独身なら広く使う。

趣味に振り切ることもできる。


つまり、完成させすぎないことが、長く住める家になる。



極端に言えば、

1階:LDK

2階:ワンルーム+水回り


これくらいのシンプルな構成でもいい。

そこから人生に合わせて、住まいを“育てていく”


そもそも住宅を新築するという行為は、人生の中でも大きなリスクを伴う。


ではそのリスクを40代で取るのか、20代で取るのか。


これは投資にも似ている。

早く始めた方が、選択肢と時間が増える。

仮に合わなければ売却することもできるし、性能の高い住宅であれば資産価値も評価されやすい。


ただし、20代はまだ自分の価値観や好みが定まりきっていない時期でもある。


だからこそ、

奇抜さではなく、普遍性。過剰な個性ではなく、質の高い“普通”

これを設計の軸に据えるべきだと思う。


20代で家を建てる。


それはリスクでもあり、同時に、人生の自由度を広げる選択でもある。

もし自分が20代で建てるなら、こういう家をつくると思う。

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