30坪の平屋に住む。2枚の壁が「アート」と「静寂」を生む
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 3 日前
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プロジェクト名:屹立『KITURITU』
大地に屹立する、2枚の壁
今回提案するのは、30坪という限られたサイズの中で、「建築そのものがアートであること」と「圧倒的な静寂」を両立させた平屋の住まい
最大の特徴は、大地から空へと突き抜けるように屹立する2枚の巨大な壁
この壁は、外部からの視線を遮るプライバシーの守り手であると同時に、内と外を劇的に分かつ「境界線」としての役割を果たします。
壁の素材には重厚なチャコールグレーの焼き杉を採用し、時間の経過とともに深みを増す質感を大切にしました。

境界の先に広がる、光と眺望の特等席
一歩足を踏み入れれば、外観のクローズドな印象からは想像もつかない開放的な大開口が広がります。
2枚の壁の裏側に隠されたリビングは、景色を切り取る額縁
内装は、足裏に心地よいナチュラルトーンの無垢床と、光を柔らかく拡散させる美しい白壁で構成。
天井には、空間を貫く一本の細いライン照明を埋め込み、夜にはミニマルなバーのような表情を見せます。

暮らしを彩る、北崎流のディテール
インテリアにも「カッコよさ」への妥協はありません。
構造の美学: 窓辺には、デザインの一部として機能する黒塗装の木造柱を一本
居場所の創出: 眺望を楽しむコーナーには、一人掛けの北欧ソファとサイドテーブルを配置
移ろいゆく景色を眺める時間は格別です。
生活の重心: リビングの右手前には、家族や友人が集う円形のダイニングテーブル
ペンダントライトの柔らかな光が、食卓を温かく包み込みます

単に「住むための箱」ではなく、そこに身を置くだけで背筋が伸び、心が整う
そんな建築家・北崎なりの、現代における「カッコいい平屋」の再解釈




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