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感動を共有できる人とだけ、続けたい
この日、もうひとつ強く感じたことがある。 スキーシーズンにしか会わない、若いスノーボーダーと、同じ雪、同じ斜面、同じ瞬間の「良さ」を共有できたこと。 言葉にしなくても通じ合うような、あの感動を分かち合える時間は、本当に贅沢だと思う。 遊びも仕事も、本質はきっと同じだ。 これまでの仕事でも、クライアントと「こんな建物をつくりたい」という夢や感動を共有できる関係で、建築を完成させてきた。 だからこそ、出来上がった建物たちは、どれもいい表情をしている。 結局、仕事も人だ。 夢や感動を共有できない相手と、長く何かをつくり続けることはできない。 やっぱり、夢を共有できるクライアントとだけ、仕事をしたい。 それでいいし、それがいい。 スキーが好きで、雪山に通い、そこで得た感覚や価値観が、気づけば建築にもつながっている。 雪山で滑りながら、そんな当たり前だけど大切なことを、改めて思い出した一日だった。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
2月20日


期待しなかった朝に、全部そろっていた日
ここ最近は気温が高い日が続いていて、ゲレンデコンディションもすっかり春っぽい パウダーが長く残るわけでもなく、エッジが噛む雪が長時間続くわけでもない。 だから今日も、正直なところ特別な期待はしていなかった。 いつものように、スキーシーズンにしか会わない常連の若いスノーボーダーと、 一番ゴンドラで山頂を目指す。 途中で見えてくるとどまつコースとチャレンジコース 昨日とは打って変わって、うっすらと新雪が積もり、しかもノートラック 「もしかしたら、雪質次第では楽しめるかも!」 そんな会話をしながら山頂へ まずはとどまつコース 入ってみると、意外にも5cmほどの、やや重めだけれど素直な新雪が残っている。 これはいける。 そう感じた瞬間、二人でノートラックにファーストトラックを刻んだ。 一本終えて、再びゴンドラへ 次はチャレンジコース すでに数本シュプールは入っているが、脇にはまだ新雪が残っている。 ここでも十分にパウダーを楽しめた。 そして何より良かったのが、普段使いしている圧雪バーンだった。 驚くほどキレのいい雪質が、山頂から山麓までずっと続いている。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
2月19日


開放感と特別感、二つの光をつくるということ
大きな窓から、空や庭とつながるように光を取り込む 室内は一気に明るくなり、季節や天気、時間の移ろいがそのまま暮らしの背景になる。 開放感があり、外と内の境界が溶けるような心地よさが生まれる。 一方で、小さな窓から差し込む光には、また別の価値がある。朝の低い光が壁をなぞり、夕方の斜光が床に細い帯を描く。 光は限定されるからこそ、陰影が際立ち、空間に静かな緊張感や奥行きを与えてくれる。 その光は「明るさ」ではなく、「記憶」として残る光だ。 どちらか一方を選ぶ必要はない。 大きな窓が空間の骨格をつくり、小さな窓がその空間に物語を与える。 住宅設計において大切なのは、どれだけ光を入れるかではなく、 どこに、どんな光を落としたいのか を考えること。 開放的な光も、特別な光も、 どちらも暮らしを豊かにする。 その両方を丁寧に扱うことが、住まいを「ただ明るい箱」ではなく、 心に残る空間へと変えていく。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
2月18日
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