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函館で考える「カーテンのない暮らし」──開放感は窓の大きさではなく設計でつくる
6月新緑の季節全開ですね! カーテンを開けたまま暮らせる家には憧れがありますよね 窓の向こうには新緑の雑木林 遠くには街並みや山並み 季節や時間によって変化する風景を眺めながら過ごす暮らし しかし現実には、そんな敷地はそれほど多くないのが現状、、 函館や北斗市をはじめとする住宅地では、隣家との距離や道路との関係もあり、人の視線を完全に避けることは簡単ではありません。 だから私は設計の際に、「どうやって大きな窓を付けるか」ではなく、 「どうやってカーテンを開けられる時間を増やすか」を考えています。 窓の位置を工夫する 視線の抜ける方向を探す 植栽を利用する 庇や外構を組み合わせる そうした小さな工夫の積み重ねによって、閉じるしかなかった窓を、開けて過ごせる窓へと変えていきます。 もちろん、特注の大開口サッシを使えば実現できることもあります。 しかし予算には限りがある、、、 家づくりは窓だけで決まるものではありません。 断熱性能や構造、安全性、設備計画など、バランスよく考える必要があります。 だからこそ私は、既製品の窓をどう組み合わせるか、どこに配置
建築設計 キタザキ アーキテクツ
3 日前


地元の道南杉に包まれる暮らし|緩やかな傾斜地に建つ「深い庇アプローチの家」ヴィレッジ
建築を設計するうえで、常に大切にしていることの一つが「地域性(ローカリティ)」 その土地の風景に馴染み、その土地の気候に耐え、その土地の素材を使うこと 地元の豊かな自然が育んだ「道南杉」を主役に据えた、繋がりある建物群をデザイン 美しい緑に囲まれた緩やかな傾斜地 その地形の起伏をそのまま活かし、道沿いに数棟の住まいを配置しています。 これらの建物を優しく、そして力強く結びつけているのが、共通のデザインである『深い庇を共有したアプローチ』です。 木肌の美しい道南杉の外壁の上で、深い庇が大きな影を落とします。 この「影」こそが、日本の建築が古来より持っていた美しさであり、落ち着きのある佇まいを演出してくれます。 さらに、窓にはあえて存在感のある黒枠のサッシを配置し、室内外の境界を美しく額縁のように切り取りました。 外観の木の温もりとは対照的に、室内の天井と壁は潔い「白」で統一。窓から差し込む夏の光を反射し、明るく、ミニマルで心地よい空間が広がっています。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
6 日前


12坪の小さな住宅が集う街並み|道南杉の質感と深い庇が織りなす「つながりのデザイン」【函館近郊の建築設計】
あえて持たない豊かさや、自分たちの等身大の暮らしを大切にする「スモールハウス(小さな家)」への関心が高まっています。 今回ご紹介するのは、1棟あたり約12坪という小さな住宅を複数集め、一つの豊かなコミュニティとして再生する「ヴィレッジ(村)計画」です。 「12坪の家」と聞くと、もしかしたら「狭いのでは?」と思われるかもしれません。 しかし、設計の工夫次第で、その広さは何倍にも感じられるようになります。 今回の設計のポイントは、緩やかな坂道に沿ってリズミカルに配置された建物群と、それらを水平に繋ぐ「深い庇(ひさし)の共有アプローチ」です。 道路から玄関、そして各住まいへと連続するこのアプローチは、プライベートな室内と、パブリックな街路を緩やかにグラデーションのようにつなぐデザインになっています。 この深い庇があることで、室内からの視線が外へと広がり、実際の坪数以上の圧倒的な開放感が生まれるのです。 「小さく建てて、豊かに暮らす」 そんなこれからの新しいライフスタイルの選択肢を、この道南の地から発信していきたいと考えています。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
6月7日
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