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階段を巡る

いよいよ階段が出来ました。

あとは、手摺設置のみです。


『ゼッケイハウス』の階段は、木造と鉄骨階段の組み合わせで

高さ調整を検討するための時間を要し、引き渡し直前の完成となりました。


蹴上は、いつも通りの高さ172MM前後です。

この高さが普段使いするのに適した高さだと考え、10年間この高さを守り

続けています。


今回は、1階の天井高さが3.2Mと通常より高いので、2階までの段数は20段

と多くなりました。


そこで、階段を上るたびに周囲の雑木林風景を堪能しながら上がり、

2階へ到達すると函館市内一望する風景が目に飛び込んでくるよう

『おもてなし』された階段構成です。


20段上がる階段のため、途中に広さ1.5坪の踊り場を設けます。

階段を上がる途中で外の風景を眺める椅子を置くなど、一休み。

振り返るとリビングを見下ろす遊び心を持たせました。


1階から2階への道程を楽しむ事で、日常動線を彩り豊かな場所へと昇華できましたね。









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