見た目だけじゃない。性能だけでもない。すべてを融合させる家づくりを目指して
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ 
- 5月9日
- 読了時間: 2分
「両立から融合へ──これからの設計のこと」
- 建築デザイン(間取りや外観の美しさ) 
- 省エネ性能(断熱・気密など) 
- 構造の安心感(地震や積雪への備え) 

ここ数年、「建築デザイン・省エネ計算・構造計算をどう両立させるか」という
テーマをずっと考えてきました。
どうすれば意匠と性能、構造と空間が、どれも犠牲にならず、きちんと成立するのか。
これは自分にとって、大きな設計課題であり、挑戦でもありました。

試行錯誤の中で、ある程度「両立できる手応え」はつかめてきた気がしています。
もちろん、まだまだ深めていく余地はありますが、一つの節目だと思えるように
なりました。
そして最近、もう少し違う方向を考えるようになっています。
「両立」ではなく、「融合」を目指せないか、と。

意匠と性能、構造と空間を、それぞれ分けて考えるのではなく、
もっと自然につながるような設計。
デザインが性能を生み、構造が空間の豊かさを支える。
そんなふうに、三つが一体となって響き合うような建築をつくれたら──と、
思うようになってきました。
ちょっとした言葉の違いかもしれませんが、自分にとっては設計のスタンスが
変わるくらい、大きな視点の転換です。
というわけで、2025年5月、これからのキタザキアーキテクツは、
「両立」から「融合」へ。
その方向で、また一歩ずつ進んでいきたいと思っています。
融合への確信を得たプロジェクトはこちら






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