暮らしのシーンから設計する
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 2 日前
- 読了時間: 2分
家づくりを考えるとき、普通は「何LDKにするか」「収納は何帖必要か」「子ども部屋は何部屋必要か」と、部屋を“数”として捉え設定しましよね。
けど本当に大切なのは、そこでどんな時間を過ごしたいか?
どんな景色を見て、どんな気持ちで朝を迎え、どんな未来を育てていくのか?
住まいは、単なる箱ではなく、これからの人生を詰め込む箱として捉え、ワクワクする空間を考えたいものです。

たとえば寝室
ただ眠るための部屋ではなく、お気に入りの服に囲まれながら朝の身支度を整える場所
ギャラリーのように写真やアートを飾り、自分らしさを感じられる空間。
テルライクでありながら、どこか木の温もりがある。そんな上質な日常が生まれます。


子ども部屋も同じです。
ベッドを置くだけの小さな個室ではなく、兄妹それぞれの個性を育みながら、ゆるやかにつながる空間。
本棚で仕切る
机を並べて学ぶ
時には一緒に遊び、時には一人になれる
成長に合わせて変化できる余白こそ、これからの子ども部屋に必要な価値だと考えます。

そして玄関
靴を脱ぐだけの場所ではなく、趣味のロードバイクを置いたり、アートを飾ったり、友人を迎えたりする“第二のリビング”にもなります。
帰宅した瞬間に気持ちが整う家
外へ出る前に少し背筋が伸びる家
玄関ひとつで、その家の暮らし方は大きく変わります。
これからの住宅設計は、「部屋を並べる設計」ではなく、「暮らしのシーンをつくる設計」
北海道・函館のように、家で過ごす時間が長くなる地域だからこそ、住まいの質は人生の質につながります。
暖かさ、明るさ、使いやすさ、そして心が満たされる空間
そのすべてを丁寧に重ねて、一棟の家をつくっていきたいと思います。
家は、人生をしまう箱ではなく、人生を豊かに広げる器です。




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