庭の異変に気づいた初夏の昼
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 5月29日
- 読了時間: 2分

庭のライラックが満開で、初夏の光の中に優しく揺れていました。
ふと隣にある白樺に寄りかかろうとしたら、太い幹が異様にぐらつく、、

あれ?と思ってよく見ると、新緑の季節なのに葉が一枚も出ていない。
近づいてみると、幹の根本から腐ってる!!
嫌な予感がして、思いきって幹を押してみたところ、
驚くほどあっけなく倒れてしまいました。
高さは4メートル以上
それなりに重量のある木で、引っ張って移動させようとしたけど重い!
もしこれが強風の夜だったら、、、(汗)
もし、庭で遊ぶご家族に倒れていたら、、、
もし、隣家の壁に激突してたら、、、
そう考えると、背筋がすっと冷たくなるような思いがしました。

ちなみに、その隣家は僕が設計した住宅「クリハウス」
建て主さんとは良い関係で、お子さんたちが庭で元気に遊ぶ様子を見るのが
楽しみでもあります。
だからこそ、もし何かあったらと思うと、胸がざわつきました。
幸い、自分の手で静かに倒すことができ、大事には至らずに済みました。
驚きと同時に、大きな安堵を感じています。
命が芽吹く季節
でも、自然の中には静かに衰えていくものもあるのだと、あらためて気づかされましたし、初夏の新緑を楽しむだけでなく、庭の樹木の様子にも目を配ることの大切さを実感した出来事でした。







コメント