函館の景色を暮らしに取り込む家づくり|ゼッケイハウスの眺望設計

景色は、リビングだけのものではない

家づくりで眺望を考えるとき、まず思い浮かぶのは、リビングに設けた大きな窓かも、、
ソファに座り、窓の向こうに広がる景色を眺める——それは、たしかに心地よい時間
ゼッケイハウスからは、函館市内を一望する景色が広がります。
その眺めを、リビングの窓の向こうに置くだけではなく、そこで過ごす一日のさまざまな場面につなげたいと考えました。

キッチンに立ち、料理をする時間
薪ストーブを眺めるひととき
お風呂に浸かり、気持ちがほどけていく時間
寝室で一日の終わりを迎える時間
同じ景色でも、いる場所や過ごし方が変われば、その見え方や心への届き方も少しずつ変わります。
景色を特別な場所に閉じ込めず、暮らしのあちこちに通わせる。
そうすることで、眺望は「たまに楽しむもの」から、毎日の時間にそっと寄り添うものになっていきます。

建物の外観は、雑木林に包まれるように控えめに
けれど中に入ると、風景がふっと目の前に広がる。
建物が景色を競うのではなく、住む人と風景のあいだに立ち、日々の暮らしを支える——そんなあり方を目指しました。
窓の位置を決めることは、ただ外を見る場所をつくることではありません。
誰が、どんな時間に、どこでその景色と出会うのかを考えること
風景が暮らしの一部になるように、空間を整えていくことなのだと思います。





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