ぐるぐる巡る建築家の頭の中から生まれる建築アイデア
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ
- 2 日前
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頭の中で二人の自分が思考をめぐらす持続可能な建築とは、、さとしとサトシの対話
北海道で可能性追求!
太陽光パネルとパッシブデザインでエネルギー効率の高い建築

さとし: 北海道のような厳しい環境で、太陽光パネルってうまく使える?
発電量が限られるし、冬は日照時間も短いから不利な気がするけど。
サトシ: そうだね、北海道では冬の雪や曇りが多くて、太陽光パネルの発電効率は低いこともあるけど、うまく設計すれば十分活用できるよ。
発電量が少なくても、他の部分で効率を上げられるから。
さとし: なるほど、たとえば、『静光居』のように5.76kWの太陽光パネルを載せると、
年間で7,400kWhぐらいの発電ができる。
でも、冬は発電量が少なくなるのは分かってる。
でも、これでも家の中ではかなり助かってるよね。
サトシ: その通り!発電量が少なくても、太陽光パネルだけに頼るわけじゃない。
大事なのは、家の断熱性能だよ。
しっかりとした断熱と気密工事、トリプルガラスを使うことで、少ない日射でも快適に過ごせるようになる。
さとし: なるほど、冬の日射を効率よく取り込むために、日射角度や窓の配置にも気をつけるべきだね。
トリプルガラスの日射取得窓を使えば、外の寒さを防ぎながら、少ない日射でも取り入れやすくなるし。
サトシ: その通り。あと、夏の暑さにも対応するための工夫も必要だよね。
窓の上に深い庇をつけることで、夏の日差しを遮り、エアコンの効率を良くすることができる。
可能なら日差しを遮り窓を開けて、平日の日中、外出しても平気な家にしたいな。2階リビングはどうかな?

さとし: なるほど、じゃあ今度は家族構成を考慮して、日中窓を開け放っておけるような設計も大事だね。
でも防犯対策を考えると、1階にリビングを持ってくるわけにはいかないから、
2階リビングにするというアイデアがぴったりだね。
窓を開けても雨が入らないように深い庇をつけることで、
外出時でも風通し良く保てるし、日射を上手にコントロールできる。
サトシ: そうそう、2階リビングなら窓を開けても安心だし、
風通しも良くなるから家の中も快適になるね。
さらに防犯対策にもなるし、エネルギー効率も良くなる。
さとし: つまり、北海道の厳しい気候でも、太陽光パネルとパッシブデザインを組み合わせることで、エネルギー効率の良い家が作れるってことだね。
冬の暖房負担を減らして、夏はエアコンの効率を高める。これが鍵だ。
サトシ: そうだね。北海道だからこそ、気候を活かした家づくりが必要だし、
太陽光パネルだけじゃなく、設計全体でエネルギー効率を高めていくことが大事だね。
さとし: その通り。
これからの設計には、よりエネルギー効率の高い家を提案していきたいし、
北海道や北国ならではの特徴を活かしながら、快適で持続可能な住宅を作っていきたいね。
サトシ: うん、これからもこの方向性で設計を進めていこう。
北海道の環境に合ったアイデアを提案して、より良い住宅設計を目指していこう。
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