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北の大地に、時を刻む「面」と「庇」

プロジェクト『とうふ』
プロジェクト『とうふ』

今回は、私自身がこだわってる「建築の外観デザイン」について


長らく箱型のシンプルモダンなデザインシーンが続いてますよねー

これらは、無駄を削ぎ落とした美しさがあり、多くの建築家やビルダーが差別化を意識して追求しています。


ピアノ教室併用住宅『集学の家』
ピアノ教室併用住宅『集学の家』

そんな中で、唯一無二のデザインを見つけるのは容易ではありません。

しかし、私自身は、流行を追いかけるのではなく、「クライアントと考える北崎らしさ」というものが、ほんのりと滲み出るような建築を目指したいと考えています。


その「自分らしさ」を形にするために、私がこだわっているのは、以下の3つの要素です。


  • 「面」で見せる重厚感

  • 「庇(ひさし)」をしっかりと出すこと

  • 「庇の厚み」を見せること


なぜこれらにこだわるのか?

それは、建築が単なる「形」ではなく、その土地の風土を受け止め、長い年月をかけて生活を支えるものであるべきだからです。


特に北海道のような地域では、厳しい冬の雪や、梅雨のない爽やかさの反面、強い雨に見舞われることもあります。

そんな環境において、木造住宅を雨水から守り、外壁を長持ちさせるためには、庇は基本的な機能として不可欠です。


しかし、庇をただ「機能」として設けるだけでは、私が理想とする建築にはなりません。


そこに、しっかりと「庇」を出し、さらにその「厚み」を見せることで、機能的な安心感とともに、建物に独自の「重厚感」と「存在感」を与えたいのです。


現代の潮流とは逆を行くかもしれませんが、この「厚み」こそが、北の大地の強さと、住まう人の安心感を象徴する、「北崎の建築」の顔になると信じています。


面で見せる重厚さと、庇の厚みがもたらす機能美


その両立こそが、私が追求する「自分らしさ」であり、この北の土地で時を刻む「家」の姿です。



基本的な機能を守りつつ、そこに独自の美意識を込める。


そんな建築を、これからも皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。



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