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静けさが音になる朝|キャニオンエアロードで巡る水田の景色



水田が映す、もうひとつの風景


気温5度

5月の朝としては肌寒いけれど、風がないだけで救われる。


まだ人の気配がない田園地帯の農道を走る。路肩の水田は、

朝日を受けて静かに光を返していた。




空、山、新幹線の高架――あたりを囲むすべてが、水の上にもう一度現れる。


それはまるで、反転したもうひとつの世界


時速30キロを超えて走ると、カーボンフレームが路面と共鳴し、

「コォォ…」という軽やかな音が足元から響いてくる。


その瞬間、音とスピードと風景がひとつに溶け合って、

身体ごと風景のなかに取り込まれていくような感覚になる。




ただ走っているだけ、、、

でも、こんな朝にしか味わえない時間がある


だから今日も、早起きしてペダルを回す

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