静けさが音になる朝|キャニオンエアロードで巡る水田の景色
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ
- 4 日前
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水田が映す、もうひとつの風景
気温5度
5月の朝としては肌寒いけれど、風がないだけで救われる。
まだ人の気配がない田園地帯の農道を走る。路肩の水田は、
朝日を受けて静かに光を返していた。

空、山、新幹線の高架――あたりを囲むすべてが、水の上にもう一度現れる。
それはまるで、反転したもうひとつの世界
時速30キロを超えて走ると、カーボンフレームが路面と共鳴し、
「コォォ…」という軽やかな音が足元から響いてくる。
その瞬間、音とスピードと風景がひとつに溶け合って、
身体ごと風景のなかに取り込まれていくような感覚になる。

ただ走っているだけ、、、
でも、こんな朝にしか味わえない時間がある
だから今日も、早起きしてペダルを回す
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