【北斗市本町・建築実例】落雪を計算した異勾配屋根と、吹き抜けでつながる夫婦ふたりのセカンドライフ
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 8月7日
- 読了時間: 2分

夏空の青をスパッと切り取る、強い勾配の屋根
その外観のシルエットがとても印象的な住まい
深く差し出された庇の下に玄関を配置し、手前にはコンクリートの壁を添えることで、
玄関ドアへの視線を程よく遮る落ち着いたアプローチを計画しました。

ドアを開けると現れるのは、あえてこじんまりと収めたコンパクトな玄関スペース
しかし、そこから視線が奥へと抜けると、施主様が日頃から丹精込めて手入れをされている広大な庭園の緑が広がります。
玄関をコンパクトに仕立てたのは、これが60代のご夫婦ふたりだけで暮らすための、過不足ないジャストな空間構成だからです。

視線の先には小上がりの和室があり、そして住まいの中央には軽やかな鉄骨階段と吹き抜けが鎮座しています。

この吹き抜けと階段は、まさにこの家の「背骨」
1階と2階の空気を程よく撹拌しながら、ご夫婦ふたりの暮らしに心地よい距離感と、お互いの気配を感じ合える絶妙なつながりを生み出しています。


1階のリビングからは自慢の庭を見下ろし、2階に設けた運動もできる広いセカンドリビングに立っても、同じように手入れの行き届いた庭の景色を一望できます。
また、建物の特徴的な外観は、室内の2階天井デザインにもそのまま反映されています。
敷地内での落雪方向を緻密に計算し、「雪を落としたい場所」と「落としたくない場所」に分けて屋根の勾配を変化させているためです。
北の豊かな景観を切り取り、雪国での暮らしやすさとご夫婦の豊かな時間を両立させた住宅




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