【函館近郊に建てる別邸】雪国の冬を面白くする「アウトドアリビング」のある家
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 12 時間前
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「建築家自邸から車で5分」という絶妙な距離感に、建つ北斗市本町別邸
舞台は北海道・函館市近郊の北斗市で、美しい四季が広がるこの土地で、北海道ならではの「長い冬」をいかに豊かに、心地よく過ごせるか?
その答えを建築として模索した住宅です。

外観:深い庇と縦ルーバーが織りなす「門型」のダイナミズム
外観の象徴は、雪や雨をしっかりとかわす片流れ屋根の「深い庇(ひさし)」と、それに連なる袖壁が描く三角形の門型デザイン
外壁には地域に馴染む道南杉と落ち着きのある塗り壁を採用して、印象的な縦の無垢材ルーバー(縦格子)を配置しました。
この格子越しに柔らかい朝日の光が玄関へと差し込み、毎朝の始まりを美しく演出してくれます。

1階:長い冬をアクティブに楽しむ「土間仕様のアウトドアリビング」

北海道の冬は長く、どうしても室内で過ごす閉鎖的な時間が多くなりがち、、、
そこで、1階の半分という大胆なスペースを、玄関から一続きになる「白いタイル張りの土間空間」としました。
高天井の開放的で明るいこの空間は、汚れや水気を気にせず使える「アウトドアリビング」として機能します。
冬のギアメンテナンス:スキーのワックスがけや、ロードバイクのインドアトレーニング
ボタニカルスペース:冬の間、外に出せない観葉植物を日光に当てながら手入れする場所
リラックススペース:アウトドア用ソファを置き、暖かな室内から一面の雪景色と緑を眺めるカフェのような時間
屋外でのアクティビティをそのまま室内に引き込むことで、長い冬でもアクティブかつ快適に過ごせる「もうひとつのリビング」です。

2階:包まれるような安心感のある「1.5階の和室」と吹き抜け
2階へと上がると、あえて天井高を抑えた「1.5階」のようなこもり感のある空間が広がります。
ここには客間としても使える和室を設けました。
片流れ屋根の勾配をそのまま室内の天井に反映させることで、身体が包み込まれるような落ち着きのある和空間に仕上げています。

そして、この和室からは1階の玄関からリビングまで一気に突き抜ける高天井の大きな吹き抜けを見下ろすことができます。
低い天井の「こもり感」と、吹き抜けの「圧倒的な開放感」という対比を生み出しながら、家全体に心地よい空間の一体感をもたらしています。

おわりに
地域の気候風土により添いながら、冬の暮らしの可能性を大きく広げる設計
北斗市という土地の魅力を最大限に活かした、建築家ならではの別邸提案です。




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