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地元の道南杉に包まれる暮らし|緩やかな傾斜地に建つ「深い庇アプローチの家」ヴィレッジ
建築を設計するうえで、常に大切にしていることの一つが「地域性(ローカリティ)」 その土地の風景に馴染み、その土地の気候に耐え、その土地の素材を使うこと 地元の豊かな自然が育んだ「道南杉」を主役に据えた、繋がりある建物群をデザイン 美しい緑に囲まれた緩やかな傾斜地 その地形の起伏をそのまま活かし、道沿いに数棟の住まいを配置しています。 これらの建物を優しく、そして力強く結びつけているのが、共通のデザインである『深い庇を共有したアプローチ』です。 木肌の美しい道南杉の外壁の上で、深い庇が大きな影を落とします。 この「影」こそが、日本の建築が古来より持っていた美しさであり、落ち着きのある佇まいを演出してくれます。 さらに、窓にはあえて存在感のある黒枠のサッシを配置し、室内外の境界を美しく額縁のように切り取りました。 外観の木の温もりとは対照的に、室内の天井と壁は潔い「白」で統一。窓から差し込む夏の光を反射し、明るく、ミニマルで心地よい空間が広がっています。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
6月8日


12坪の小さな住宅が集う街並み|道南杉の質感と深い庇が織りなす「つながりのデザイン」【函館近郊の建築設計】
あえて持たない豊かさや、自分たちの等身大の暮らしを大切にする「スモールハウス(小さな家)」への関心が高まっています。 今回ご紹介するのは、1棟あたり約12坪という小さな住宅を複数集め、一つの豊かなコミュニティとして再生する「ヴィレッジ(村)計画」です。 「12坪の家」と聞くと、もしかしたら「狭いのでは?」と思われるかもしれません。 しかし、設計の工夫次第で、その広さは何倍にも感じられるようになります。 今回の設計のポイントは、緩やかな坂道に沿ってリズミカルに配置された建物群と、それらを水平に繋ぐ「深い庇(ひさし)の共有アプローチ」です。 道路から玄関、そして各住まいへと連続するこのアプローチは、プライベートな室内と、パブリックな街路を緩やかにグラデーションのようにつなぐデザインになっています。 この深い庇があることで、室内からの視線が外へと広がり、実際の坪数以上の圧倒的な開放感が生まれるのです。 「小さく建てて、豊かに暮らす」 そんなこれからの新しいライフスタイルの選択肢を、この道南の地から発信していきたいと考えています。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
6月7日


【函館・道南】道南杉でつくる小さな家|深い庇(ひさし)の共有アプローチで繋がる、美しいヴィレッジ構想のパースをご紹介
計画地は、函館・道南エリアの自然豊かなロケーション緩やかな傾斜地の道沿いに、 数棟の小さな住まいが並ぶ街並みを計画 ここで僕が目指したのは、単に家を規則的に並べるだけの分譲地ではなく、 お互いの気配を優しく感じられる「敷地形状に委ねた小さな建築群を配置」 核となるデザインが『深い庇を共有したアプローチで繋ぐヴィレッジ構想』 各住まいの玄関へと続くアプローチの上には、大胆にせり出した深い庇(ひさし)が架けられています。 この庇は、道南の厳しい雨や冬の雪から足元を守るという機能性だけでなく、住人同士が自然と視線を交わし、挨拶が生まれるような「半屋外の共有スペース」としての役割も持たせています。 外壁には、地元産の「道南杉」を使用しました。 地域の気候で育った木材は、この土地の風景に最も美しく馴染みます。 年月が経つほどに杉の木肌は味わい深いシルバーグレーへと変化し、住む人と一緒に街並みも育っていく、そんなサステナブルな建築を目指しています。 一歩室内へ入れば、広大な敷地を一望しつつ、周囲の建築群が視界に入り込込むことなく、開放感あふれる空間が広がりま
建築設計 キタザキ アーキテクツ
6月6日


「こんな建築あったらいいな」から始まる、北海道の10坪建築
10坪の平屋建築 特にクライアントが居る仕事ではなく、「こんな建築が風景の中にあったら面白いんじゃないか?」そんな感覚から自由にデザインしています。 小さな建築ですが、ただ面積を小さくするのではなく、 天井高さ 光の入り方、 窓から切り取る景色 素材の手触り 外との距離感を丁寧に積み重ねています。 10坪という限られたサイズだからこそ、余白や静けさ、居場所の密度が際立つ気がしています。 実際に建てる予定があるわけではなく、半分は思考実験のようなものかもしれません。 こうした自由なスタディの中に、これからの北海道の小さな暮らしや、別荘、アトリエ、ショップ建築のヒントがある気もしています。 「こんな建築あったらどう?」 そんな感覚で、これからも地域の風景に似合う建築を考えていきたいです。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
5月31日


北海道の雑木林に似合う、小さな平屋を考える
10坪の平屋建築です。 特にクライアントが居る仕事ではなく、 『こんな建築あったらどう?』的な、ノリでデザインしてます。 1回目は『アトリエ』 水平に伸びる屋根、深い庇とはね出し屋根を特徴とした『小屋』 外壁は板張りで はね出し(1.8Mくらい)屋根の下を通り入口へ 構造計算することで可能になる屋根デザインが特徴です。 小屋にしては立派ですね(笑) 小屋らしくないかもですが、単純な箱だったらデザインしやすいでしょうが。 そこは建築家が考え、構造計算を行い『他では見ない小屋』目指します。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
5月30日


函館近郊の雪景色に映える『白』コストを抑えて豊かに暮らす、30坪の機能美住宅
家づくりにおいて、「コストを抑えること」と「個性を表現すること」は、時に相反するように感じられますよね、、、、 今回、僕が考案したのは、シンプルな30坪の箱型住宅をベースにしながら、圧倒的な存在感を放つ住まい。 その名も『とうふ』 ■ 「木綿豆腐」のような、柔らかで親しみ深い質感 この建築の主役は、外壁の表情 単なる「白い箱」ではなく、木綿豆腐の表面のような質感を持った「塗り壁」を採用 一見するとミニマルですが、光の当たり方によって繊細な陰影が生まれ、街並みに対して柔らかく、どこか懐かしさや親しみやすさを感じさせるデザインを目指しました。 足元を引き締める濃いグレーの基礎と、軒下の道南杉のコントラストが、その白さをより一層引き立てます。 ■ コストを抑えつつ、構造で「光」をデザインする 予算を大きく左右する凹凸を避け、基本はシンプルな箱型です しかし、そこに一つの大きな仕掛けを施しました。 それが、1階から2階へと突き抜ける巨大な窓 一見、大胆すぎるようにも思えますが、緻密な構造計算を行うことで、この「建物の顔」を実現しました。...
建築設計 キタザキ アーキテクツ
5月8日


【北海道・函館エリアの家づくり】広い玄関が暮らしを変える!機能性と遊び心を両立する「土間+α」の活用術
家づくりを考えるとき、リビングやキッチン、外観デザインには多くの時間をかけても、 玄関は「出入りするだけの場所」として最小限に考えられることが少なくありません。 広い玄関は、単なる通過点ではなく、暮らしを支える“余白の空間”になります。 1. 「魅せる」ギャラリー・サロンとして 広い壁面やスペースを活かして、自分の世界観を表現する場所に 季節のアートギャラリー: 大きめの絵画やポスター、季節ごとの生け花をダイナミックに飾る。広さがあれば、少し大きめのオブジェやアンティークのトルソーなどを置いても圧迫感がありません。 フレグランス・バー: お気に入りの香水やディフューザーをトレイに並べて。外出前や帰宅時に、その日の気分で香りを選ぶ「儀式」を楽しめます。 2. インナーテラスやリラックス空間に 土間のような感覚で、外と中の中間領域を楽しむスタイル 玄関カフェ・読書スペース: 小さな一人掛けのチェアやサイドテーブルを置いて、あえて玄関でコーヒーを飲んだり読書をしたり。少しひんやりとした静かな空気感が、意外と集中力を高めてくれます。 グリーンの温室化:
建築設計 キタザキ アーキテクツ
4月24日


道南の風土に溶け込む、これからの建築を求めて|北斗市・函館近郊での新たなデザインの出発点
北海道、函館市から北斗市へと広がる、道南の豊かな風景 この地に根を下ろし、独立して20年という月日が流れました。 日々、建築家としてこの地域の厳しい冬や美しい光と向き合っていますが、最近 「自分自身のデザインを、もう一度まっさらな視点で見つめ直したい」 という強い衝動に駆られました。 ここ一週間、私は自分の中にある「理想の建築」を徹底的に言語化し、視覚化しました。 それは、ただ新しい形を探すのではなく、この道南という土地に真に相応しい 「これからの住まい」 のあり方を再定義するためのプロセスです。 雪山で感じる静寂や、ロードバイクで駆け抜ける時に感じる空気の密度 そんな日常の断片から汲み上げたインスピレーションを、一つひとつのイメージに落とし込みました。 今回制作したスライドショーは、私のこれからの設計活動における「羅針盤」のようなものです。 北海道地域の街並みに、どう調和するか 北斗市、函館市近郊の独特な景観の中で、いかに個性を放つか 道南の暮らしを、より豊かに、より楽しく変えていけるか そんな問いへの答えを、言葉ではなくビジュアルで表現してい
建築設計 キタザキ アーキテクツ
4月21日


30坪の平屋に住む。2枚の壁が「アート」と「静寂」を生む
プロジェクト名:屹立『KITURITU』 大地に屹立する、2枚の壁 今回提案するのは、30坪という限られたサイズの中で、 「建築そのものがアートであること」と「圧倒的な静寂」 を両立させた平屋の住まい 最大の特徴は、大地から空へと突き抜けるように屹立する 2枚の巨大な壁 この壁は、外部からの視線を遮るプライバシーの守り手であると同時に、内と外を劇的に分かつ「境界線」としての役割を果たします。 壁の素材には重厚な チャコールグレーの焼き杉 を採用し、時間の経過とともに深みを増す質感を大切にしました。 境界の先に広がる、光と眺望の特等席 一歩足を踏み入れれば、外観のクローズドな印象からは想像もつかない 開放的な大開口 が広がります。 2枚の壁の裏側に隠されたリビングは、景色を切り取る額縁 内装は、足裏に心地よい ナチュラルトーンの無垢床 と、光を柔らかく拡散させる 美しい白壁 で構成。 天井には、空間を貫く一本の 細いライン照明 を埋め込み、夜にはミニマルなバーのような表情を見せます。 暮らしを彩る、北崎流のディテール インテリアにも「カッコよさ」
建築設計 キタザキ アーキテクツ
4月17日


フラットルーフを再解釈した、コーヒーを淹れるために帰る家
20代とか30代前半で思い切って家を建てるなら、、、どこまで欲望追及できるのか? ちょっとコストを脇に置いて考えてみた。 それは、完成された暮らしを手に入れることではなく、これからの自分の時間をどう使うかを決める行為 今回の計画では、いわゆる“今時の家”と呼ばれるフラットルーフの住宅を、あえて正面から捉え直してみた。 単純なキューブ型の黒い箱ではなく、門型のフレームを前面に押し出し、奥行きと陰影をつくる。 コーヒー色の壁は、単色でまとめるのではなく、ボリュームごとにリズムを持たせながら構成した。 整えすぎない。しかしラフにもならない。 そのバランスの中に、若者らしい少しの“やんちゃさ”を残している。 内部に入ると、空間の中心には5.5メートルのキッチンカウンターが現れる。 この家では、リビングでもダイニングでもなく、キッチンが主役 エスプレッソマシンやコーヒー器具が並び、湯気と香りが日常の中に自然と溶け込んでいく。 その風景は、カフェのようでもあり、同時にとても個人的な場所でもある。 函館のように、季節の変化が大きく、室内で過ごす時間の質が問われ
建築設計 キタザキ アーキテクツ
4月16日


道南の四季を愉しむ。道南杉と薪ストーブのある『丁寧な暮らし』
1階の深い軒下には、冬の備えである薪棚 整然と積まれた薪は、それ自体が豊かな暮らしの象徴です。 大人の「渋い男好み」な世界観 あえて広大な一区画にするのではなく、モダンでシンプルな仕切り(レイズドベッド)を点在させる配置 仕切りごとに異なる種類の野菜が育つ様子は、まるで地面に描かれたアートのよう この整然としたデザインが、アースカラーの外壁と見事に調和します。 「レイズドベッド(Raised Bed)」 地面よりも一段高く枠を組み、その中に土を入れて作る栽培スペースを指します。 菜園を「モダンでシンプルな仕切り」として表現した部分の具体的な名称として使いました。 「外」を愉しむ贅沢:広いウッドテラス リビングからフラットに繋がるテラス アウトドアソファを置き、家族や友人と焚き火を囲む時間は、何にも代えがたい贅沢 軒天やルーバーに配した木目の温もりが、モダンなデザインに柔らかさを添える 家庭菜園で外構デザインをモダンに構築して、建物デザインをより惹き立てます。
建築設計 キタザキ アーキテクツ
4月15日


16坪、塗り壁の家。私をリセットしてくれる、大地のようなぬくもりに包まれて
昨日のブログ 『函館に、もう一つの居場所を』 今回は明るくやわらかな色合いに包まれた空間デザインの提案です。 僕は、『デザイン・省エネ性能・耐震性能』を自社で納得した設計性能を達成させた上で、ライフスタイルを提案する建築家を目指しています。 16坪、塗り壁の家 忙しい日々をリセットしてくれるのは、大地のようなぬくもりを宿した、塗り壁の外観 朝、函館市のひんやりとした光が深い庇(ひさし)を通り抜け、室内に柔らかな影を落とす。 淹れたてのコーヒーの湯気がゆらゆらと立ち上り、足元には温もりを求めて猫が寄ってくる。 この「ちょうどいい」サイズ感の空間には、私の一挙手一投足が静かに響き、日常が丁寧な所作へと変わっていく。 夜はまた別の表情を見せる。 壁一面に設けた本棚から、その時の気分に寄り添う一冊を手に取り、キャンドルの灯りで静かに更ける。 大好きなマリメッコのファブリックが彩りを添え、イッタラのグラスに注いだ飲み物が、琥珀色の光を反射する。 「16坪」という限られた空間に、私の「好き」をどう詰め込むか? 建築家と対話を幾重にも重ね、理想の暮らしを一つ
建築設計 キタザキ アーキテクツ
4月12日


函館に、もう一つの居場所を。16坪の平屋が、スキーとロードバイクの『ベースキャンプ』に変わる日
先日ブログ 『16坪のコンパクトな暮らし』 今回はライフスタイルを提案です。 僕は、『デザイン・省エネ性能・耐震性能』を自社で納得した設計性能を達成させた上で、ライフスタイルを提案する建築家を目指しています。 16坪という最小限の箱に、余計なものはいらない。 必要なのは、自分の好きなものだけだ。 無機質なタイルの床、ラフなコンクリート、眺望を楽しむ大きな窓 その中に、スキーとロードバイク、そして自分が積み重ねてきた時間をディスプレイする。 広さはいらない 装飾もいらない 壁に掛ける 並べる。眺める その行為はディスプレイではなく確認 「自分は何が好きなのか」 それを日々、空間の中で再認識する。 本棚には洋書と写真集。 革張りのヴィンテージソファに沈みながら、静かにページをめくる。 外に開かれた大きな窓と対照的に、内側はどこまでも閉じている。 音はほとんどない ページをめくる指先と、わずかな呼吸だけが、この空間のリズムになる 壁に掛けられた写真は、語りかけてくるわけじゃない ただ、そこに在ることで、自分の輪郭を静かに浮かび上がらせる。...
建築設計 キタザキ アーキテクツ
4月11日


函館で暮らす20代へ|コーヒーを淹れるために帰る家
先日のブログ 『20代で家を建てるのはアリか?』 この記事に対して『じゃあ どんな家が可能か?』勝手に考えてみた! 20代で家を建てるという選択は、少し早いようにも感じるかもしれない。 将来の働き方や家族構成もまだ定まらない中で、「持つ」ことに不安を感じる人も多いと思う。 それでも今、家を建てる意味があるとすれば、それは「自分の時間の質を高めるための拠点を持つこと」ではないだろうか。 リビングに入ると、視線の先に5.5メートルのキッチンカウンターが現れる。 この家では、その存在自体が空間の軸になっている。 エスプレッソマシンから立ち上る湯気、 ゆっくりとドリップされるコーヒー カウンター越しに交わされる何気ない会話 ここは単なるキッチンではなく、「時間を過ごす場所」として設計されている。 カウンターの足元には間接照明が仕込まれ、床から柔らかい光が立ち上がる。 夕方から夜にかけては、その光が空間全体を静かに包み込み、昼とは異なる表情をつくり出す。 背面の壁には、コーヒーにまつわる道具や器、そしてイメージ写真が並ぶ。 それらは単なる装飾ではなく、
建築設計 キタザキ アーキテクツ
4月10日


AIとの対話で研ぎ澄ます。16坪の平屋に築く、究極の「自己満足」
初期構想段階で制作したBIM・CG 僕が描いた初期の構想から、AIアシスタントとの対話を幾重にも重ね、アイデアの振れ幅を広げていった。 僕がAIに指示した生活スタイルのイメージ文 誰にも理解されなくていい 16坪の平屋に築く、究極の「自己満足」という聖域 効率や一般論は外に置いておこう! 扉を開ければ、そこにあるのは自分の好きなものだけ ロードバイク、スキー、そして選び抜いたミッドセンチュリーの椅子 16坪という限られた空間だからこそ、濃密になる「個」の世界 素材の対比: 粗いコンクリートと焼杉の壁が醸し出す、武骨な美学 ディスプレイの哲学: 道具は使うだけではない。飾ることで、日常の景色を変えていく 光の演出: 夜を支配する細いライン照明が、孤独を「贅沢」へと昇華させる この内容で制作されたCG かっこいいね 男好みな空間 良いね! かっこいい! じゃあ、夜のイメージ欲しい 細い間接照明で演出して 以上の内容、再指示 うん! 僕の考えるデザインとは違うイメージを出してくれたな 参考になるし、自分のデザインと融合させてみよう ちなみに、外観デ
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4月10日


函館エリアの平屋暮らし。16坪のコンパクトな住まいに、素材のぬくもりを凝縮させる
16坪の平屋:大地に根ざす「素材」の再構築 自分らしい暮らしを形にする16坪のコンパクトな平屋 初期デザインの「モダンでシャープな建築美」から、一歩踏み込んで 「土着的な温かみ」 と 「ストイックな引き締め」 を両立させるまでのプロセスを記録 僕が初期から構想していたコンセプトは、『 力強く屹立する厚い壁と深く伸びる厚い庇』 この「建築の骨格」はそのままに、まずは無機質な質感から有機的な質感への変換を試みました。 素材の選択: 黒い面をコールテン鋼と再生木へと置き換え、自然の中に溶け込むような深みを与えました。 でも、、、コールテン鋼は高価だよね! これでは予算を考慮してない無責任 2. 「塗り」の質感がもたらすぬくもり 建築コストとメンテナンス性を考慮し、高価な金属建材から 「塗り壁」 への方向転換 こだわり: 単なる平滑な壁ではなく、砂や土の粒子を感じるラフな左官仕上げ 手仕事の跡が残る壁は、光の当たり方で豊かな表情を見せてくれます 3. コントラストによる「深化」 塗り壁の温かみが少し「甘め」に感じられたため、背景となる板壁のトーン
建築設計 キタザキ アーキテクツ
4月9日


AIは建築家の「右腕」になれる?デザインを最速で磨き上げるAIと対話
建築プラン検討時のBIM制作した自社CG 設計検討段階でBIM制作したCGをよりプロポーション良く、デザインに統一感を持たせるために自分で考えるだけでなくAIと検討を重ねることで時短を狙います。 デザイン検討しながら設計作業や構造計算を進めることはとても重労働なので、AIをアシスタントとしてデザインに活用してみる。 僕が作ったCGをベースに、AIをデザインパートナーとして迎えて、どこまでデザインが化けるか試してみたプロセスです。 1. 「今時のデザイン」って何? 僕: 『今時のデザイン』の趣旨がわかりたい、具体的にどんなのがあるかな?」 AI: 「それなら、無機質でクールなモノトーンなんてどうでしょう。ガルバリウムとコンクリートで引き締めると今っぽくなりますよ。」 モノトーンで今時だな、、、 2. 「骨格」が悪いのか?プロポーションの再検討 僕: 「素材はいいけど、洗練させたいな。プロポーション調整して』 AI: 「悪いというより、視線がバラけてるかも。水平ラインをピシッと揃えて、1階の屋根の形を2階と合わせてみませんか?」 僕:...
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4月8日


厚みを隠さない|北海道の平屋における断熱と構造のデザイン
地面から立ち上がる厚い壁について考える。 現代の住宅デザインにおいて、「軽やかさ」や「薄さ」は一つの価値として定着してる 細い柱、薄い屋根、シャープな納まり、、、 それらは確かに洗練されて見えるし、多くの人に受け入れられやすい。 ただ、その価値観をそのまま北海道に持ち込むと、どこか無理が生じる。 冬は長く、寒さは厳しい。 断熱は必然的に厚くなり、気密性能も両立して求められる。 さらに木造である以上、構造体を雨から守るための配慮も必要になる。 可能なら軒は深くしたいし、断熱性能向上を目指し外皮は厚くしたい。 それらはすべて「仕方なく生まれる厚み」とも言える。 けれども、その厚みを隠そうとすると、建築は途端に不自然になる。 薄く見せようとする工夫は、どこかで無理を孕み、結果として嘘っぽさが残る。 であれば、その厚みをそのまま受け入れ、むしろ積極的に建築の表現へと転換できないか? 今回考えているのは、厚い地面からそのまま立ち上がるような壁を持つ平屋 その壁は単なる仕切りではなく、構造を支え、環境を受け止める存在としての厚みを持つ。1.8メートルの深い庇
建築設計 キタザキ アーキテクツ
3月25日


函館の住宅設計|面積が小さいほど、建築費も設計料もスマートに
25坪の『ミニ キバコ』コンセプト住宅 1階の床面積を抑え、基礎工事や基礎断熱工事の費用を抑えます。 2階は『はね出しデザイン』でキバコ感を出し、床面積は1階より 大きくする事にします。 25坪程度の小さな家することで予算を抑え、個性的で自分らしい家づくりを設計力で...
建築設計 キタザキ アーキテクツ
2025年9月22日


北海道の住宅設計|小さく建てれば建築も設計も経済的
先日に掲載した 『ゼッケイキバコ』(キバコ シリーズ) カーポート2台を想定した35坪の建築なのですが、 より小さく、より建築費を抑えた規模の可能性を検討しました サイズは25坪! 想定予算は2,500万円~2,700万円くらい(税込み、土地・設計料別)...
建築設計 キタザキ アーキテクツ
2025年9月20日
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