現場監理について
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ
- 2023年8月22日
- 読了時間: 2分
建築家に依頼して行う業務範囲である『建築監理』
現場で使用する材料や工法が図面通り施工されているか確認する作業で
設計事務所に依頼しないと行われる可能性が低い業務だと思います。
最近の建築現場は、とにかく忙しい!
人手不足もあり現場監督が掛け持ちで現場を周っていますので、
適切な作業が現場で行われているか全てを把握するのは難しい、、、
大工さんたちも忙しい!
スムーズに現場作業を進めて、次の現場を目指したいですし、、、
いやー
建築家が図面制作して、週一で現場監理を行う時代は古いですね。
とにかく、足繁く現場通いして図面通り作業されているか、図面では
納まらい箇所を先回りして把握、現場監督に伝えたりとか、業務量が
半端じゃないですね。
この先、建築はスムーズに建てられるのだろうか?
ほんと不安になりますね。
建築監理を適切に行うには日々勉強が必要ですし、図面書いておしまい!
そんな時代感覚ではいけませんね。
ほんと大変な時代です。
チャック項目は多いですしね。
例えば、2階の水平剛性確保の為の工法チェックだと、、、、

使用材料のチェック

釘ピッチ

使う釘の仕様チェック

合板の貼り方チェック
これだけのチェック項目を図面と照合していきます。
後は、写真撮影して書類作成、最後に建て主報告よう資料の提出、、
一つの工程でこれだけありますから、全ての工程をなるべく現場にて監理できるよう
努めたいものです。
声高に現場監理の必要性を問うつもりはありませんが、建築の中身を建て主に
伝えることの必要性があるかな、、とは思います。
独り言でした!
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