期待しなかった朝に、全部そろっていた日
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 2月19日
- 読了時間: 2分

ここ最近は気温が高い日が続いていて、ゲレンデコンディションもすっかり春っぽい
パウダーが長く残るわけでもなく、エッジが噛む雪が長時間続くわけでもない。
だから今日も、正直なところ特別な期待はしていなかった。
いつものように、スキーシーズンにしか会わない常連の若いスノーボーダーと、
一番ゴンドラで山頂を目指す。
途中で見えてくるとどまつコースとチャレンジコース
昨日とは打って変わって、うっすらと新雪が積もり、しかもノートラック
「もしかしたら、雪質次第では楽しめるかも!」
そんな会話をしながら山頂へ
まずはとどまつコース
入ってみると、意外にも5cmほどの、やや重めだけれど素直な新雪が残っている。
これはいける。
そう感じた瞬間、二人でノートラックにファーストトラックを刻んだ。
一本終えて、再びゴンドラへ
次はチャレンジコース
すでに数本シュプールは入っているが、脇にはまだ新雪が残っている。
ここでも十分にパウダーを楽しめた。
そして何より良かったのが、普段使いしている圧雪バーンだった。
驚くほどキレのいい雪質が、山頂から山麓までずっと続いている。
ボーダーはビッテリターン。
僕は深回りのカービングで、拳が雪面に触れるほどまで体を落とし、重心を限界まで低く,
外足を強く立て、スキー板がきれいに弧を描く。
ただただ、その感覚を味わう時間。
気づけば2時間半
「今日一番いい状態」で、迷いなく終了
最後にもう一度、とどまつコースへ
結局、僕たちと数人しか入っていない斜面に残った新雪を楽しんで、もう十分だった。
何も期待せずに来た一日だったからこそ、この内容で終われるなら、これ以上は望まない。
帰り際もとてもスマートで、「最高だったね」と笑いながら、それぞれの車へ
雪山は、やっぱり最高だ。




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