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性能とデザイン12 暖房能力

暖房能力算定を基にエアコンの配置場所とエアコンの機種を選びますが

これから家づくりや店舗づくりをするなら、自分が建てる建築がどのくらいの

暖房能力を有しているか把握しておくことは重要ですね。


考え方は車と同じです。

デザインや使い勝手、そして燃費を重要視しますよね。


昨年末完成した『静光居』の暖房選定はどうしたか、、

省エネ設計で算定された暖房性能は、3.87kwh

この数値は、『-15℃の真冬』『曇天で日射取得無し』

上記の条件をもとに算定された不利な数値になります。


それらを基に、エアコンを1階と2階に1台づつ設置しました。

エアコンのサイズは、『14畳用暖冷房エアコン』ズバ暖にしました。

8畳用エアコンを2台設置も考えましたが、エアコンの暖房能力に余裕を

持たせた方が、良いかと考え選定しました。


位置は、1階リビングと2階の階段ホールですね。


冬は主に1階のエアコンを稼働させ、吹き抜けを介して2階へ

暖気を上げる計画。



2階のエアコンは夏の冷気を1階へ導く計画で、階段ホールに設置しました。


写真の階段ホールは1階と2階をつなぐ『空気の回廊』でもあり、

冬の日差しを室内に取り込む『自然な暖房器具』でもあるんですね。

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