函館・北斗市の注文住宅設計|「面の重なり」で奥行きを作る建築実例
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ

- 4月16日
- 読了時間: 2分

【1】スカイラインが描くリズム
この家を設計する際、意識したのは「単なる箱」にしないこと
ボリュームの分節: 機能を分け、高さを変えることで、圧迫感を抑えたリズムのある外観
対比の妙: 背後の白い垂直ボックスと、手前に突き出すオレンジの片流れ屋根。
この鋭いラインが、北海道の広い空を彫刻的に切り取ります。

【2】「面」で構成するテクスチャと色彩
建築を「線」ではなく「面」の重なりとして捉えています。
素材のレイヤー: 職人の手仕事が生きた塗り壁、コンクリートの質感
風景に映える色: この赤茶は、新緑の季節はもちろん、冬の白銀の世界にも鮮やかに映えるよう意図したものです。
そして今、ここに「桜の淡いピンク」が加わろうとしている

【3】プライバシーを編む「レイヤー構造」
街に対して閉じつつ、豊かな表情を作る工夫
幾重もの壁: コンクリートの塀からガレージ、そして住居へ。視線を遮りながらも、深い陰影が建物に奥行きを与えます。
内守る静寂: 道路側の開口を絞ることで、内部には外からは想像できない静かな時間が流れています。

【4】建築と植物の境界線
無機質なコンクリートや壁に生命を吹き込むのは、計算された「間」と植栽です。
ガレージ横の余白や低木が、冷たい塊としての建築を「温かい住まい」へと昇華させてくれます。

【エピローグ】
間もなく、モノトーンに近い冬の景色から、桜が彩る特別な季節へと移り変わります。
建築の力強い造形と、桜の繊細な美しさ。
その対比が見られるのも、あと数日です。



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