先張りシートによる気密施工
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ
- 2020年6月16日
- 読了時間: 1分
学生時代に学んだ木造住宅の気密化工事。
教科書のような丁寧な施工写真ですね。

外部と接する梁に貼られたシート(青緑色)
金物工法の金物を一度外し、シート貼った後に再度金物取付。
これで、金物から冷気が壁内に入り込むのを防ぎ、室内の湿気を壁内に通さなくなります。
柱と梁を組み上げる時のひと手間なので、面倒な作業ですが、ここを丁寧に施工して頂くことで、気密性が上がります。
工事をお願いする工務店に、ぜひ気密工事の施工方法などんなやり方なのか聞くことを
お勧めします。

土台への気密施工も重要。
土台と基礎コンクリートの間に、気密パッキンと気密シートを同時に先張り施工することで
気密性を上げます。
僕の気密工事への設計図には、図面の他に今まで設計監理してきた気密施工写真を一緒に
レイアウトした設計図面を製作して、現場施工の参考にしてもらってます。
しかし、、、
いつも施工をお願いする工務店さんにこの図面は必要ないですね(笑)
だって、気密施工は僕より詳しいですから!
いつもそんな工務店と建築を作っています。
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