通りに面して『そびえ立つ建築』にならないように、ヒューマンスケールを
意識して、エントランスをデザインするよう心掛けてます。
可能なら『小屋』みたいな大きさで、手を伸ばしたら屋根に届きそうな
高さが自分なりの理想ですが、天井への50センチ断熱を施したり
する事で、実際はなかなか『小屋』みたいな大きさにする事は難しい昨今です。
それでも、『そびえ立つ』入り口を出入りするのではなく、『仲良くなれる』
大きさの入り口を目指したいですね。
壁は、手触りが良い無垢の杉材(道南スギ)で仕上げ、天井を低めに設定して
建て主好みの色で仕上げ、玄関ドアノブを無垢のステンレスなど『本物』にする事
で、建築を視覚だけではなく、触感でも楽しめるよう工夫します。
Comments