新たな設計デザインを開始するプロセスは、建築設計デザイン事務所で
様々だと思いますが、僕の事務所では建設地周辺を動画撮影して周囲から
建設地がどんな感じで見えるか確認します。
2段階目のプロセスは、周囲の住宅街を3Dモデルで再現して
BIMデータ化しておきます。
このBIMデータは、完成するまでひたすら使い続けますのでとても重要!
BIMデータによる建設地周辺
中央に何も建っていない建設地がありますね。
このデータを基に、日当たりシュミレーションと隣家からの視線シュミレーションです。
デザイナーが『こんな形で建てないなー』とか『南側だから大開口窓を配置しよう!』
みたいな、なんとなくカッコよく魅せたいなー という考えは一旦横に置いときます。
動画は『ヌプハウス』 の冬の日当たりシュミレーション
冬の日射取得を最大限生かせる位置に窓を配置するため、隣家から日影にならない場所を
BIMデータから探し出します。
日当たりと隣家からの視線などを考慮、落雪、太陽光パネルの有無などから建築の外観
デザインのベースを考え出します。
次は第3段階、構造計算です。
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