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執筆者の写真建築設計 キタザキ アーキテクツ

パッシブデザイン

僕の設計手法としては、とにかく『受け身』かもしれませんね。

敷地環境、太陽軌跡シュミレーション、構造計画、、、


そして、建て主の好み。


これらを前提とした上で、自分のデザインアイデアを構築して

建て主と作りあげる一つだけの建築になります。


『デザインアイデアありき』でスタートさせた仕事は、どこかで方向転換

を伴いますが、最初に様々な制約を課した上でデザインアイデアを構築

した方が、強いデザインができると考えてます。




敷地周辺の建築物を測定して、太陽軌跡シュミレーションを行ったうえで、敷地内に建築する場所を決定します。冬至と夏至の隣家からの日影は最低限確認し、最終的に動画で建て主に説明。



ここまで行うと、建築物の高さ、屋根勾配、庇の有無など検討出来、外観デザインアイデア

の源になります。



同時並行で構造計画もプランが変わるたびに構造計算します。

構造計算から導き出された結果で、建築の形を変えることもあります。



あとは、実際の敷地に人物を立たせ、建築と人の関係を確認しながら、屋外から建築が

どうみられるか、とにかく動画でシュミレーションです。




ここまでシュミレーションを行うとデザインに個性が出てきますね。



最後は、最新のBIMソフト活用して精度の高い建築設計を行います。


これが僕の最新仕事スタイル


来年はVR導入ですね。(現在、機材選定中)

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