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執筆者の写真建築設計 キタザキ アーキテクツ

ストーリ仕立ての設計構想

設計するとき、家でおこる様々な事象を1日のストーリー仕立てで、

勝手に構想する事により空間イメージを膨らませ、デザインアイデア

を決めるようにしています。

例えば朝。

どんな光で目を覚ますのか?

朝起きてキッチンまでの経路で

素敵な朝日が差し込む場所をどこかに作ろうか、、、などなど

目覚めの瞬間から朝食までをストーリ仕立てに考えてみる事で

自然体で気負い無く空間デザインイメージが湧き、

『あなただけの特別な家』を作れる気がします。


寝室にはハイサイドライトから初夏の朝日が差し込み、

その眩しさで目が覚める、、、、


起きて最初に目が行くのが、西側にある坪庭

坪庭の塀越しに朝日に照らされた新緑の木々が見える。




キッチンへ朝食の準備のため階段を上がると、大窓から朝日が

差し込み、キッチン横『黄色い壁』に反射し、空間全体を黄色

に染め上げる。


そんな朝日が、朝食の準備と共にキッチンの床を明るく照らし

始めて、朝の風景を素敵に仕上げる。

こんなストーリーを構想して間取りや窓の位置、寝室の方角や

周囲の自然環境の取り込み方など複雑に絡んだ事象を朝起きる

素敵な事象へと設計とデザイン力で組み上げます。

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