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執筆者の写真建築設計 キタザキ アーキテクツ

そこは舞台のように

来週からヘアサロン『オッジヘアー』の工事が函館市本通1丁目で始まります。


一番初めにテナントスペースを見た時の印象でインテリアデザインの構想が沸いて

くるもので、今回も空っぽの店内を見た時の第一印象を重視して空間イメージを膨らませていきました。








交通量の多い、道路に面したガラス張りの開放的な店内の利点を生かす事としました。

しかも単純に交通量が多いのではなく、交差点に近く信号待ちで止まっている車から店内が

よく見え(打ち合わせ中も視線を感じるくらい)、宣伝効果は抜群!


サロンのオーナーがかっこよく仕事している風景がガラス越しに見えるサロンはどうだろう


と考え、『ステージに立つサロンオーナー』をコンセプトにカットスペース空間から構想を練ることに、、、


通常のサロンだと効率性を考え、鏡が横一列並んでいるだけの単縦な空間構成が多く、

つまらないので、ここから変えてみることにしました。


せっかく、ガラス張りで交通量が多く、店内を見られる場所なので、お客様の姿は見えにくいけど、サロンオーナーの立ち姿が見え、店内が活気に満ちて躍動的に見える事を念頭に

ガラス張りから店内がどう見えるか、デザインしました。


あくまでも、オーナーの世界観を店舗デザインに反映させつつ、お客様には癒しを提供しながら、店内を外へアピールする宣伝効果も考えなければいけない難しい空間デザインが求められました。




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