さりげなく最大限主張
- 建築設計 キタザキ アーキテクツ
- 2020年3月2日
- 読了時間: 1分
住宅でも店舗でもリノベーションする時に、まずは物件の個性や生かせる箇所を探し出すのが肝心。
住宅リノベーションだったら、まずは耐震性や断熱性など機能面を検討したうえでデザイン検討しますが、店舗リノベーションの場合は集客を上げるためのデザインが最初に検討事項になりまよね。

北側に大きな窓があり、道行く車や歩行者からの視線が室内まで届くこの物件では、派手な看板や外壁デザインを極力施さず、室内の雰囲気を『じんわり、さりげなく』屋外に伝えるデザインを考えました。
『どうだ!』という強めな主張を外壁で表現しないで、それでも見ないわけにはいかないデザインを考えるのは難しいですよね。

リノベーション後の店舗
室内にもう一つ『建築物』を白い門型の壁と木目の門型の壁をそれぞれ配置。
店内が際立つよう外壁デザインを再塗装のみに抑えることにして、道行く車や歩行者が自然と店内に目が向くデザインにすることで視認性を向上させます。
夜は門型の建築物自体が照明を発光することで、今度は存在感を屋外にアピールする昼と夜それぞれの顔を持たせました。
こちらに詳しく『オッジヘアー』
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